こんにちはー!ぼらです!(boralog_0310)
この記事で紹介したように、私一度派手にアナフィラキシーショックになったんです。
それで自分のアレルギーを調べたほうがいいなと思い皮膚科に行きました。そのときは新しく行った皮膚科だったので、もちろん3ヶ月待ち!
え、また何かアレルギー反応出たら嫌だなぁ…。
なんて思っていましたがそんなことはドイツの病院には通用しません。ええ、待ちましたよ3ヶ月。(いや、4ヶ月だったかな…)
ロボットみたいな女医さんでしたが話してみると
なるほど。そのレベルのアナフィラキシーショックが起こったということは、次また起こったら命に関わる可能性があるからアレルギー検査をしましょう。
とアレルギー検査をすすめてくれました。この記事ではそのときの経験をシェアします♪
私のアレルギーについて
私はたぶん3歳か4歳くらいのときに、家の木になっていたくるみの実を取るお手伝いをしていたときに、ペロっと舐めてしまったことがきっかけでくるみアレルギーが発覚しました。
不思議と今でもそのときのことを覚えてるんですよ~。小屋でお母さんとおばあちゃんと一緒にくるみの実をつまようじでくりくり出してて、何も考えずにペロっとしました。その後のことは覚えていません。
他にもハウスダストや猫アレルギーなどはなんとなくそうかな~と思ってましたが、日本で一度もアレルギー検査をしたことがないんですよね。
今思えばむしろなぜしなかったのか謎。
くるみはアレルギーですが、アナフィラキシーショックになるまでその他のナッツは全て食べられましたし、何も症状はありませんでした。
柿ピーもヌテラも大好き!!
だから気にせず他のナッツは食べてたので、まさかアナフィラキシーショックが起こるなんて…!という感じ。でも今思うと妊娠中や子供が生まれてからアナフィラキシーショックにならなくて良かったなと心から思います。
ドイツでアレルギー検査!
前置きが長くなりましたが、ドイツでアレルギー検査をしたときのことをお伝えします。
アレルギー検査には二種類あるようで、アレルゲンが入った液体を背中や腕にスポイトで垂らして様子を見る方法と採血してチェックする方法です。
このとき私が行ったのが後者の採血する方法でしたが、ドイツではクリニックによって方法は違うみたいですね。
アレルギー検査の結果が出たのは2週間後だったか1ヶ月後だったか忘れてしまいましたが、そのくらいでした。そのときの検査結果がこちら。
いかんせん初めてのアレルギーテストだったので、ちょっとワクワクしたんですね←
なんとなく数字が高いほうがアレルギーレベルが高いのだろうと分かりますよね。
IgEって何?
アレルギーテストの結果に載っているIgEって聞いたことありますか?私はそれまで何のこっちゃ知らなくて、慌てて色々検索しました。
端的にいうとアレルゲンが体内に侵入したときにやっつけようとしてくれるやつ。← 私は医療関係者ではないので詳しく知りたい方は自分で検索するようにお願いします。
ほいでその数値は一般的に成人で170 IU/ml以下なのでそう。( IU/mlの読み方って何?)
私のアレルギーテストの検査結果をみるとその数値が2385。
え?!なんか桁間違えてない?!
と思いましたが、アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎の人はこの数値が2000~6000になることもあるそうです。
ちなみに同じくアトピーの兄に聞いたところ、兄はなんと4000だそうです。わーお。
この数値が高いということはやっぱり私はアレルギー体質確定。(分かってたけど)
アレルギーがあるもの
アレルギーテストの結果私がアレルギーがあるものは強い順に以下の通りだそうです。
アレルギー | アレルギーレベル |
ハウスダスト | 6 |
ヘーゼルナッツの木(?) | 4 |
白樺 | 4 |
カビなど諸々 | 3 |
ヘーゼルナッツ | 3 |
くるみ | 3 |
猫 | 3 |
オオアワガエリ(草) | 2 |
セロリ | 2 |
人参 | 2 |
ライムギ | 2 |
アレルギー反応は出ましたが、セロリも人参もライムギも普通に食べて大丈夫です。人参ジュースとか凝縮されているものだと気持ち悪くなる場合もあります。
このアレルギーテストの結果を見てびっくりしたことといえば…!そう!ヘーゼルナッツのアレルギー度がくるみを超えていることです!!!
思い返してみると、日本に住んでいたときにヘーゼルナッツってほとんど食べたことないんですよね。でもドイツ生活が始まって、やれヌテラだやれチョコレートだと、なんでもヘーゼルナッツ入ってるじゃないですか。
たぶんそれで食べすぎてドドドと体のキャパシティーオーバーになったんじゃないかと思ってます。
でもこのアレルギーテストをした2016年9月の時点では食べ物はヘーゼルナッツとくるみを気をつければ大体OKという感じ。
しかしその3ヶ月後に行った旅行先でピーナッツのリキュールを飲んだら、唇がぼかーん腫れてアレルギー反応が出ました。
そのときはアナフィラキシーショックが起きたときの緊急3点セットみたいなやつを持っていて、1つ目の飲み薬を飲んだところ治まりました。
今思えばそんなに焦る必要もなかったかもしれませんが、なにせ次アナフィラキシーショックが起こったら命ないかもよと言われていたので、念には念をということで使いました。
その後もう一度アレルギー検査
旅行から戻って不安だったので今度は大学病院でアレルギー検査を受けに行きました。この時も血液検査です。その結果がこちら。
な、なんか1回目と表示の仕方が違うー!
でもIgE値は2800に上がってるし、やっぱりピーナッツもアレルギー反応が出るようになってしまいました。
さよなら…。愛しの柿ピー…。
アレルギー検査をしてよかったこと
食べるものに気をつける
アレルギー検査をするまでは、まぁくるみだけ気をつけていればいいだろうという感じでしたが、ヘーゼルナッツがダメになってからは細かく気をつけるようになりました。
例えば体調が悪いときはセロリや人参でも気持ち悪くなるので食べないようにしたり、ナッツが入ってそうな食品は必ず成分表をチェックしています。
ケーキ屋さんやパン屋さんで頼むときも必ずナッツアレルギーは伝えますし、レストランに予約するときもそうです。
知っていれば気をつけられることを知らないからダメージを受けるのは避けたいですよね。
ハウスダストアレルギー用の寝具を使える
ドイツの公的保険に入っている人は、多くの場合ハウスダストアレルギー用の寝具を保険で買うことができます。(保険によって払い戻してくれる%は異なります)
私も一度目のアレルギーテストをしたクリニックの先生が勧めてくれたので買うことになりました。
クリニックのほうからその寝具の会社に連絡がいって、寝具の会社から私宛に電話がきました。
ベットと枕のサイズは?
えーっと、140㎝×200㎝ですかねぇ。
ていう超普通な会話なんですけど、この電話を受けたとき私副鼻腔の手術をする前で、手術着に着替えてめちゃめちゃ寒かったときに電話来たんですよ。タイミング!!!(すみません、超どうでもいい話でした)
それでその後何セットか送られてくるという感じでした。この方法はクリニックによっても違いそうです。
うちのホームドクターに聞いてみたところ、ホームドクターのところでもどうやら処方してくれそうな感じなので、今度行ってみます♪
心配な人はアレルギー検査してみよう!
ドイツでアレルギー検査となると言語の壁もありますし、何よりも皮膚科にすぐ予約が取れないこともあって、アレルギーテストってなかなかハードル高いですよね。
しかしもしアレルギー体質で何か不安があるなら、自分で自分を守るためにもぜひアレルギー検査してみてほしいなと思います。
知っていれば避けられる問題なら知っておいたほうがいいですよね♪
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