子供手当の存在を知っていても、誰がもらえるものかイマイチわからないという人もいるのではないでしょうか。外国人にとってはドイツ語で申請書を書かなくてはいけないと思うとそれだけで億劫になる人もいるはずです。
この記事では子供手当の申し込み方法を実際の申請書を表示しながら徹底解説するので、これからドイツで子供手当を申請するという人はぜひ参考にしてくださいね!
くるみー!子供手当って何なの?
子供手当とは、ドイツに住んでいる全ての子供が貰えるお金のこと。ドイツで生まれた子は生まれた月から貰うことができ、ドイツに引っ越してきた子はドイツに住み始めた月から貰うことができるよ!
そんなにたくさん!?子供手当の申請書はどこに出せばいいの?
申請書は住んでいる地域の家族公庫(Familienkasse)に提出だよ。
子供手当の申請には申請書だけでいいの?
子供手当を申請するにはこれらの書類も一緒に送ってね!
子供手当申請書A(Antrag auf Kindergeld) 子供手当申請書B(Anlage Kind) 出生証明書(Geburtsurkunde) 両親のパスポートのコピー 両親の滞在許可証の両面コピー(Aufenthaltserlaubnis) 住民登録証明書のコピー(Meldebescheinigung)
いろいろな書類が必要なんだね!ちゃんと自分で記入できるかな…
写真で説明するから一緒にやってみよう!まずは申請書を紹介するね!
わ、わわわ…。難しそうじゃん!
大丈夫!じゃあ説明していくよ!
1⃣は写真の通り、もちろんドイツ語で書いてね。性別の所は男性はM(männlich)女性ならW(weiblich)と記入するよ。一番下の家族状況の箇所の日付は、いつから結婚しているかなどの日にちを書くよ!
2⃣はもう1人の親のことを書く欄で、住所は1⃣の住所と異なる場合のみ書けばOK!
3⃣は子供手当を受け取る銀行口座の情報を書くよ。口座の持ち主が1⃣の人じゃない場合は名前の欄に名前を書いてね!
4⃣は子供手当の書類を自分に送るのではなく、弁護士さんや税理士さんに送ってほしい場合に記入するから、必要ない場合は何も書かなくてOK!
あんまり難しくないかも!!
でしょ?じゃあ次のページにいくよ!
※ブログを見てくださった方に教えていただいたのですが、6⃣は「今回申請したい子供のことを書く箇所」ではなく、「既に別の人が児童手当を貰っている、自分の子供がいる場合のみ記入する箇所」だそうです!間違った情報を載せてしまい申し訳ありません!!
5⃣は既に子供手当を貰っている子供がいる場合のみ記入するから、1人目の場合は何も書かなくてOK!6⃣は自分の子供だけれど、既に別の人が児童手当を貰っている場合のみ記入するよ!別の人が受給していても、2人目以降の子供だと受給額が上がる
なるほどー!
じゃあ次は子供のことを記入する書類について説明するよ
1⃣に申請する子供のことを書いてね。タックスIDナンバー(Steueridentifikationsnummer)は子供が生まれると自動的に送られてくるよ!住所は申請者と異なる場合のみ書いて、その下に理由を書いてね!
2⃣には子供との関係性を書くよ。実子であれば一番左の所だよ。1は申請者との関係、2は婚姻関係にあるパートナーと子供の関係だから、どちらも初婚で実子の場合は1と2でOK。3は前のパートナーとの子供がいる場合かな。
3⃣は18歳以上、またはもうすぐ18歳になる人だけが記入する欄だから、それ以外の人は飛ばして4⃣にGO!
4⃣は申請している子供が既に子供手当を受け取ったことがあるかどうかを書くよ。受給してたけれど日本に数年行って、戻ってきたときとかね!初めて申請する場合は書かなくてOK!
5⃣は申請する前の過去5年間に公務員として働いていたかどうかを書くよ!そうじゃない人は書かなくてOK!
7⃣は申請する前の過去5年間にドイツ国外で仕事をしていたかどうかを書くよ!日本で仕事をしていた人は書いてね!していない人は書かなくてOK!
こっちの書類は1枚目に記入するだけで、ほとんど書く箇所がなかったー!
ドイツで出産した人はそうなることが多いね。ね?思ったより簡単だったでしょ?
ドイツの子供手当は最短でも18歳まで、最長25歳まで受給できる有難い手当だから絶対申請しよう!子供手当の申請書はここでダウンロードできるよ!
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