【体験談】ドイツで日本人が出産後に必要な手続きと必要書類まとめ

体験談
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ドイツ人・日本人のカップルの出産後に必要な書類は検索すればたくさんでてきますが、日本人同士の場合はあまり検索しても出てこなかったので、私が経験したことをシェアします。

長男のときと次男のときと役所の対が違ったので、次男のときはウルトラ大変だったので次男のときのことを書きます…。

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ドイツで出産後は必ず出生届を提出

ドイツの出生届は出生して1週間以内に届け出を出すことになっています。

出生届は産院で提出することができるのが一般的ですが、コロナの影響により私の産院ではできませんでした。

退院するときに『戸籍役場(Standesamt)に直接行くのではなく、電話で予約をしてから行ってください』との指示が書いた紙を渡されました。

ぼら・電話
ぼら・電話

出産したので出生届を出したいのですが、どうすればいいでしょうか。

役所・電話
役所・電話

確認するので全ての必要書類をメールで送ってください。

最初にメールで送った書類(長男のときはこれでOK)

・婚姻証明書(Heiratsbescheinigung)

・父親の出生証明書(Gerburtsurkunde)

・父母のパスポートのコピー

・父母の滞在許可証のコピー

写真にとって全てメールで送ると以下の答えが返ってきました。

メールの内容

ひとまず子供手当・両親手当・母親手当用の書類を送ります。しかし書類が足りないので、出生届はまだ受理されません。

戸籍謄本にアポースティーユを付けて、ドイツにいる公認翻訳士に訳してもらった書類が必要です。

※japanische Eheurkundeが戸籍謄本を指しているみたいです。母親の日本の出生証明書とも書いてありますが、戸籍謄本にすべて記載されているので不要でした。

ぼら・電話
ぼら・電話

そんなばかな…。

役所・電話
役所・電話

ちゃんと確認したから間違いないわ。戸籍謄本にアポースティーユつけて、ドイツにいる公認翻訳士に訳してもらってから出直してきなさい!

えぇぇ…。アポースティーユ…。嘘と言って…。

翻訳士さん…。いくらするんだろ…。

ドイツはお役所の人の言ったことが正解。長男のときはこれでOKだった!なんて主張は通りません。

一応領事館に問い合わせの電話をしてみたところ、「普通は婚姻証明書でOKなはずです」と言われただけで、とくに何もしてもらえませんでした。(仕方ないです)

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戸籍謄本とアポースティーユの準備と公認翻訳士さん探し

ということで!産後のボロボロメンタルのなか、日本にいる父に事情を説明し、戸籍謄本を取ってもらって外務省にアポースティーユをつけてもらうように手配してもらいました。

公認翻訳士さんはインターネットで検索して、その日のうちにメールするとすぐに回答してくださり、『日本から書類が到着したらすぐにできます』と心強いお返事を頂き、少し安心したのを覚えています。

1回目出生届の書類をメールで提出

母の出生情報が皆無だから却下。『戸籍謄本取ってアポースティーユ付けてドイツにいる公認翻訳士に訳してもらいなさい』の指示

日本にいる父親に戸籍謄本を取ってもらい、外務省にアポースティーユをつけてくださいと手紙を送ってもらう(送り返してもらうまで3週間弱)外務省

父の手元に戻ってきてからドイツに送ってもらう(1週間程)

アポースティーユ付きの戸籍謄本がドイツ到着

ドイツにいる公認翻訳士さんに戸籍謄本の写真をメールで先に送ってから、原本も送る(そうるすと、ちゃんと原本を確認しましたという事を書いてくれます)

戸籍謄本とその訳が手元に戻る(送料なども含めて100ユーロ弱)

この期間約6週間!産後メンタルでは、1つ1つの物事が少しずつうまくいかないことに対してものすごくイライラ。気持ちがとてもしんどかったです。

そして再度戸籍役場の担当者にメールで書類を送ると、数日後に何月何日の何時に来てくださいとのこと。その後無事に出生届が受理され、出生証明書(Geburtsurkunde)を手に入れることができました。

日本の国籍を取得するためには、日本領事館又は大使館に出生届を提出しなくてはいけないので、出生証明書をもらうときは1枚多くもらっておきましょう。(有料です)

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ドイツの出生届に必要な書類(両親どちらも日本人で結婚している場合)

・婚姻証明書(Heiratsbescheinigung)

・両親の出生証明(ドイツ生まれはGeburtsurkunde、日本生まれは戸籍謄本を訳したもの)

領事館でやってもらえます。フランクフルト領事館

※アポースティーユが必要と言われる場合もある

・出産した病院でもらえる出産証明書(Geburtsanzeige)

・父母のパスポートのコピー

・父母の滞在許可証のコピー

日本領事館又は大使館で出生届を出す

ドイツの出生届を無事にゲットしたら、次は住んでる管轄の領事館に出生届を出しましょう。出生と同時に外国籍を取得した場合、出生から3ヵ月以内に出生届を提出しないと、日本国籍がもらえません。これは1日でも過ぎてしまうとNGなので、期限に注意が必要です!

日本の出生届を提出する際に必要な書類

・出生届 2通

・出生証明書(原本)

・同和訳文

出生届

出生届はインターネットからダウンロードして印刷できます。こちら

または領事館や大使館にも置いてあります。

出生証明書(原本)

出生証明書は原則原本の提出になっているので、1枚多くもらっておきましょう。

同和訳文

誰が訳してもOKです。こちら

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ドイツで日本人が出産するときは書類を事前に準備しよう!

長男のときはなにも問題がなくスムーズだったので、次男のときは1回1回イライラして、母乳にもよくなかったのではないかと思います。

産後はベビーのケアだけに集中できるように、あらかじめ提出する戸籍役場に何の書類が必要か確認するのがいいかもしれません。

面倒だと後回しにしてしまうと、期限切れで日本国籍を取得できなくなる可能性もあるので、面倒なことはちゃっちゃとやってしまいましょう!

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