こんにちはー！ぼらです！(boralog_0310)
私は20代前半からドイツ生活を始め、もうすぐ丸10年という月日が流れようとしております。びっくりぽんです。
「ドイツに住み始めると女子力が低下する」ということをよく耳にしますが、私の場合はどうだろうかと考えてみようと思います。
お時間ある方はお付き合いくださいませ♪
ドイツに住み始める前の私
オシャレ大好き
ドイツに住む前の私はまだとても若いのでね、例にもれなくオシャレ大好きですよ。学校が休みの日には渋谷や表参道をあてもなくぷらぷら歩き、オシャレな人を見るのが大好きでした。
東京にはオシャレな人しかおらん！と思って上京してきた田舎者の私は、オシャレな人以外目に入らなかったんでしょうねきっと。
少ないバイト代でなんとかやりくりして、毎月服を買うのが生き甲斐でした、ええ。
ハイヒール命
私はハイヒールに多大なる憧れと信頼を持っていたんですね、はい。東京の人はハイヒール以外履かん！と思ってたんでしょう。何を見ていたんだろうか。
自分が大学生になっていざ上京したときに最初に買ったものがハイヒールでした。学校に行くのもハイヒール、アルバイトもハイヒール、雨だろうが強風だろうがハイヒール、ヒールがない靴を履くなら外には行かん！って感じだったかもしれません。
ハイヒールを履いている自分が好きだったし、楽しかったし、これでこそ東京の人や！と思ってたんでしょう。
ワンピース大好き
私は身長170㎝ありまして、日本人女子にしては高めなんですね。それでジーンズにパーカーでは威圧感がある！と思っていたので、外に出るときはできるだけワンピースで出かけていました。
穴の開いたジーンズを履くときはトップスをレディライクなものにしてヒールを履いたり。とにかく都会に馴染まんといかん！友達も彼氏もできん！と思ってたんでしょう。
割引になってるワンピースを見つけては試着してましたね、はい。
ドイツに住み始めた後の私
オシャレは好きだけど好きな物が見つからない
ドイツに住み始めた後もオシャレは大好きです。でも日本で買っていたような洋服屋さんがイマイチ見つからない。
ドイツで見つけるワンピースはどんだけ長いねんっていうレベルのマキシ丈か、おけつ見えるやん！ってレベルの超ミニワンピが多く、なーんかイマイチしっくりこなかったのです。
スニーカー命
ドイツに来たときは日本からハイヒール持ってきましたよ、ええ。20足位。船便で送りましたとも。しかーし！ドイツはいかんせん石畳が多いし、道路もガタガタしている場所も多い。
ハイヒールで歩こうものなら10分で着く道のりが30分かかるし、転ぶし、靴は脱げるしいいことないです。
その点スニーカーは素晴らしいんですよ。歩きやすいし転ばないし、なんといってもいざってときに走れますからね。スニーカーしか履いてないです。
レギンス大好き
ドイツでワンピースなんて着て御覧なさいよ。今日は何のパーティーがあるの？って言われますがな。もちろんドイツの若いファッションラブ女子たちの中にはワンピース着る子もいますし、すっごく可愛い。でもそれはとーてーも少数派。
ドイツ女子は基本的にジーンズやレギンス。それに伴い私もジーンズやレギンスを履くことが多くなりました。（でもくるぶしが出てるジーンズは寒いから嫌）
日本とドイツではファッションに対する考え方が違う
男性ウケを狙ったファッションをしない
ドイツ女子は男性ウケを気にしません。自分が好きなもの、着ていて心地がいいもの、自分らしくいられるものを好きなように着ています。
「私のファッションが気に入らないならそれで結構！」という感じ。日本のように「合コンではこれを着ろ！男ウケ抜群なファッション！」的な考えはあんまりないですよね。
もちろんそういう人もいると思いますが間違いなく少数派です。
オシャレしない=モテないではない
ドイツの子を見ていると基本的に「自分」という存在に自信を持ってるように見えます。
それは親から受ける愛情だったり、自分が育つ環境だったり、成長過程で成功体験を重ねたことだったりと色々な要因があると思いますが、少なくとも私が出会った女子たちは自分に自信を持っている子が多い印象です。
日本ではオシャレじゃないとモテないというイメージがありますが、ドイツはオシャレだろうがなかろうがあまり関係ないように思います。若い子でも「大切なのは中身」と考える子が多い印象を受けます。
もちろんオシャレな子は人気だけどね♪
寒い
そして何よりドイツは寒い！！寒いのよ！！スカートなんて履いてる場合じゃないんですよ。防寒大事！健康第一！ね！
ドイツ人はお散歩が大好き
ドイツ語の勉強をスタートすると初歩の動詞にspazierengehen（散歩に行く）という動詞を習いますね。そう、ドイツの人はお散歩大好き！これはドイツ全土どこでもそうなんじゃないかと思います。
それもね20分とか30分とかじゃないんですよね。2時間。ええ、最低でも2時間コースですよ。
そーんなお散歩に行くのにハイヒール履いてる場合じゃないし、ひらひらワンピース着てる場合じゃないんです。（そういう人もいるかもしれないけれど）
自分のことは自分で守らないといけない
これは私がドイツに住んで強く感じたことなのですが、「自分のことは自分で守るべし」という考え方が強い気がします。だから自分の意見をはっきり言える教育スタイルですし、自分を大切にしようというシステム（風邪で会社休めたりとかね）があるんじゃないかなと。
だからなんていうか、何かあったときにすぐに逃げられないような、ふわふわしたファッションは潜在的に好まれないんじゃないかなと思うのです。
ドイツに住んでいる日本人女性でも、安全面に考慮して日本でしていたようなファッションをしない人は多いですよね。（一人で歩くときはどこから見てもわかるようなブランド物のバックは持たないとかね）
ちょっと脱線 現在の私
外に出るときは気を張っている
今朝長男を幼稚園に送った帰り道一人ふと思ったのですが、私はたぶんドイツで外に出るときは一応常に気を張ってるのだと思います。これはフランクフルト中央駅でバックを取られた影響が大きいのですが、潜在的に外には敵がいると思って生活しているのかも。
何か言われたら言い返す準備はできているし、子供に手を出されようものなら二人抱えてダッシュで走れる準備もできているって感じです。（実際できるかは謎）
やられたらやり返せがモットーの私ですが、子供がいるときは別。一秒でも早く逃げることが大切。子供を守るのが私の使命。
日本では気を張って生活するということはなかったと思うので、ドイツに来てからの大きな変化だと思います。
日本にいたときより遥かに女子っぽい
服装は女子っぽくないかもしれませんが、日本にいたときよりもはるかにスキンケアに気を遣い、自分に似合うメイクを模索し、現在の私の方が女子力は高くなってるんじゃないかと思います。
そもそも女子力って何？
郷に入っては郷に従え！今ある環境を楽しもう！
「ドイツに住むと女子力が低下する」とTwitterで見たのですが、私はそれでいいと思うのです。もちろん鼻毛が出ていても気にしない、眉毛がくっつきそうだけど放っておいてるなどのレベルは女子力とかいう問題じゃないですもんね。
鼻毛は切って！お願い！！
女性らしい服装はパートナーがそばにいるときや、友達同士で集まるときにすればいいと思いますし、毎日オシャレしないからって女子力低下してるわけじゃありません。
多少オシャレじゃなかろうと、安全第一です！郷に入っては郷に従えの精神で、ドイツではドイツのオシャレを楽しみましょう♪
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