十年のドイツ生活を振り返って切り抜けれた理由7選!語学?お金?

ドイツ生活
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ぼら
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こんにちはー!ぼらです!(boralog_0310)

皆様寒くて暗い鬱々してしまうドイツの冬が近づいてきましたね…。今年はどうやって切り抜けます?

私にとってドイツのイメージは最初に住んだ北ドイツのイメージがどうしても強いので、本当に冬は暗くて寒い凍える季節の印象が強いんですよ。

ぼら
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今住んでいるワイン畑の村は冬でも空が青い日が多く、同じドイツ?!と思う位北ドイツとは気候が異なります。

ドイツに住み始めて初めての冬を迎える方は暗い時間が長くて驚くかもしれませんね。

今回の記事は私の暗くて寒くて苦しかったドイツ生活を振り返って、なんで10年もやってこれたのかなって考えてみました。

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ドイツ生活を切り抜けられた7つの理由

食べ物にこだわりがなかった

海外在住で困ることのひとつが現地の食文化が合わないことですよね。これはドイツに限らず全世界どこに住んでも、日本料理とともに育った人であれば、やはり和食が恋しくなるものです。

私ももちろん和食が大好きですし、基本的に食べたいものは和食です。しかし!私の場合はこれが和食が絶対条件なわけではなかったんですよね。20代の頃の私にとって食事は空腹を満たすものというスタンスだったので、何を食べるかは重要ではありませんでした。

幸いなことに太りやすい体質でもなかったですし、私の人生において食事が重要なことではなかったのです。

ぼら
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もちろん今は栄養バランスのいい食事を取ろうという気持ちはあります。←

料理するのも得意ではなかったし、昔はダシが何かも知らずに料理していました。スーパーで売ってる野菜や果物をぼりぼり食べたり、料理をするといっても決まり切ったパターンな訳ですよ。

アジアスーパーに行っても、お米や醤油などを買おうとすると高くて手が出ませんでした。貧乏だったし、食事にそんなにお金をかけられなかったんですよね。

毎日本当に適当でも何にも苦に感じないのがドイツでも生活できたんじゃないかと思います。

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ドイツ語は苦手でもなぜか惹かれた

私は日本の大学でもドイツ語を勉強していたのですが、いかんせんダメな大学生代表だったので、日本の大学ではサッパリお勉強しなかったわけです。

ドイツ語は名詞が男性名詞、女性名詞、中性名詞と分かれていてごにょごにょ。。と、語学が好きじゃない人からするともうアレルギー反応出そうな文法がありますよね。私はどちらかというと語学が好きだし、積極的に学びたいタイプの人間でしたが、それでもアレルギー反応出そうでした

そしてドイツ語は全然簡単じゃないわけですよ。比較的簡単な言語でもないわけです。だからこそなんていうか、出来たらかっこよくない?的な気持ちがたぶんあって、何度挫けても勉強したくなってしまったのかもしれません。

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彼氏がドイツ人ならできるようになる?

ドイツに来た当時付き合っていた恋人はドイツ人でしたが、ドイツ語とドイツが嫌いで日本語と日本が大好きなドイツ人だったため、彼と話したいからドイツ語を勉強するというスタンスではありませんでした。

ドイツに住むならドイツ語ができないことには話しにならん!ということでドイツ語の練習相手もしてもらいましたが、ドイツ語初心者の間違いだらけのドイツ語を毎日聞くというのは、なかなか忍耐がいることですよね。

練習するこちらは間違いだらけで、自分が間違ってるくせにイチイチ指摘されて逆ギレしていたので、全然楽しくはなかったです。

ドイツ人のパートナーが忍耐強く、何度同じミスをしても励ましてくれるタイプの人であれば伸びるかもしれませんね。(そんなドイツ人いる?)

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現地のファッションも楽しめた

若い頃の私にとってドイツの何が楽しくなかったって、ドイツのファッションですよ。

ヨーロッパ屈指の機能性を重視している国なので、私が好きなファッションじゃないなーって始めは思ってたんです。少し寒くなれば大学生でも登山にも行けますみたいなジャンバーを着るし、「若者はオシャレをしたいものだ」と思っていた私にとって軽いカルチャーショックでした。

しかーし!そんな気持ちもドイツに1年も住めば「なるほど」という気持ちに変わっていくんですよ。とくに私が当時住んでいた北ドイツのエリアでは、突然雨が降り出すことが多かったですし、風が強い日も多く、夏らしい夏なんて2週間しかなくて、そりゃあ可愛いレースのワンピースよりも、防水加工してあるジャンバーのほうが必要になります。

ドイツの服屋さんで今まで自分が好んでいたものとは違うタイプのを選んでみて、「あれ?こういうのも意外と似合うんじゃない?」と新しい発見があるのも楽しかったです。

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多少なりとも自分でお金を稼ぐことができた

生きていく上で切っても切り離せないのがお金。私はフルタイムでバリバリ働いていたわけではないですが、それでもドイツで自分でお金を稼げるという事実は私の心を穏やかにしてくれたんじゃないかと思います。

多くの外国人がやっていることですが、それでも海外で外国語を使って仕事をするというのは誰にでもできることじゃないのではないかと思うのです。

お金を稼ぐことも大切ですが、それ以上に稼げる自分であるという事実を知っておくことがすごく精神的によかったのではないかなと思います。

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様々な経験が自信になった

海外生活で抱く「理由はないけどなんか怖い」という感情を紐といていくと、「未体験ゾーン」「言葉が通じない」「文化が違う」「何かトラブルがあったときどうすればいいか分からない」などいろいろなことが出てくると思います。

人間は自分が知らないことに対して恐怖を感じるってよく心理学者の人が言ってるじゃないですか。まさにそれなんじゃないかと思うのです。

だから怖くても、緊張しても、住んで生活していくとそれだけで経験値が積まれ、「今日はスーパーでMit der Karte, Bitteって支払いの時に言えたな」とか「今日は一人でワイン屋さんに言ってワインをオススメしてもらえたな」などと毎日の経験によって不安が自信に変わっていくんだなと感じました。

ケバブ屋のおじさんにドイツ語をバカにされたことも、スポーツジムでアナフィラキシーショックを起こしたことも、一人で泣いて歩いてたときに話しかけてくれた人がいたことも、全部が全部私の中で消化され、海外生活を生き抜くための自信に変換されてるのだと思っています。

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適応能力がたぶん高めな気がする

私は元々適応能力が高めな人間なのではないかと思います。

地元じゃない高校に行って友達が1人もいない状態での高校生活も、それなりに過ごすことができましたし、日本で大学に行ったときも、18歳という多感な時期に一人暮らしさせる余裕はないから大学の寮に入れられ、4畳しかない部屋にで2人が生活するという監獄みたいな寮で2年間過ごしたときも、ほとんど記憶はないですがなんとか生活してました。

郷に入っては郷に従うことが結構できるタイプだからこそ、海外生活もなんとか乗り越えてこれたのかもしれません

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ドイツと日本を比べて生活しない

海外生活をしている中で苦しくなってしまう考え方のひとつが「日本だったらごにょごにょ」という考え方。日本なら電車が1分遅れただけでごめんなさいのアナウンスが流れるし、超高確率で時間通りに電車がくるし、配達物も時間指定できるし…。なーんて日本と比べてしまうこともありますよね。

私もドイツに来た当初はどうだったのかもしれませんが、もうこれは超無意味。だって日本じゃないんだもん。ここはドイツなんだもん。

別にドイツだって私に来てよ!ねぇ!来て来て来て!!なんてお願いしてないわけです。勝手に私がドイツに来て、生活しようって決めたんだから、郷に入っては郷に従えですよ。

今はもう日本のシステムもよくわからないし、日本だったらごにょごにょ…と考えて文句を言うことはないですね♪

せっかくドイツに住むなら楽しみたい!

Twitterを見ていると、「好きでドイツ生活をしているわけじゃない」と書いている人が多く、それを読むたびに私はちょっとだけ胸がきゅってなります。

せっかくドイツに住む機会があるなら、できれば今ある生活の中で楽しみや喜びを見つけてほしいなぁと勝手ながら願っています♪

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