こんにちはー!ぼらです!(boralog_0310)
突然ですが私は自分に自信がない人間でした。
男の人が大きな声を出すのが非常に苦手で、小さい頃からいつも父親の顔色を伺って生活をしていたような気がします。
そんな生活をしていると、「自分」という存在に自信が持てなくなっていくんですね。「私は何のために生きてるのだろう」「どうして私はこんなにポンコツなんだろう」と今までの人生ずーーーっと思っていました。
しかしですね、不思議なことに、人生谷あり色々と経験していくなかで、ほとんどのことはどうでもいいことなんだなって気付いたんです。
父親からの評価を気にしていた時期もあったなと思うのですが、離れて暮らしている現在、そんなことはくっそどうでもいいわけですよ、ええ。
それよりも何よりも大切なことは、「自分で自分を大切にすること」なのではないかと気付いたのです。
今回の記事では私の経験を通して、同じような境遇にいる人が少しでも前向きな気持ちになればいいなという願いを込めて書かせていただきます!
本サイトはプロモーションを含みます!
自分を好きになれない原因
私はどうして自分のことが嫌いだったのかなぁと考えたときに、思いついたことを紹介します。
コンプレックスがある
私のコンプレックスはそう、アトピーなこと。他にも歯並びが悪いことや鼻が低いことなど挙げだすとキリがないのですが、アトピーは大きなコンプレックス。
子供のときはいつも鼻の下が赤く、さらには赤面症で、別に相手のことをなんとも思っていないのに緊張するとすぐに顔が赤くなり、ほっぺも赤いし鼻の下も赤い、私はなんて醜いんだろうとずっと思ってました。
小学生のときは特別気にしていませんでしたが、中高生になると自分の腕や足がヨボヨボのおばあちゃんのようにすごくカサカサしていることに気付き、それもとても恥ずかしかったです。
期待されない家庭環境だった
私には兄が2人いるのですが、2人ともたぶん頭脳レベルでは私より遥かに上。語学はなぜか私だけが伸びましたが、全体的な学力の高さは兄たちには到底及ばないおばかな私。
それでも末っ子で女の子というだけであまり叱られることはありませんでしたが、それは期待されていないということの裏返し。
兄たちが2人が成績が悪いと正座して2時間怒られているのに、私は一度もそんなことはありませんでした。(そこまで成績が悪くなかったのもある)
父は常に私に「ま、期待してねぇからよ」と言ってました。今考えれば父なりにプレッシャーを与えないようにしていたのかもしれません。
しかし当時の私はこれが嫌で嫌でたまりませんでした。「じゃあ私は何のために頑張ってるの?」と心の中で幾度となく自問自答。
父の言葉選びのセンスが皆無すぎる。
他人と比べる癖がある
なぜか分からないのですが、私は自分と他者を常に比べてしまっていました。
「〇〇ちゃんの方が10点もテスト高かった」「〇〇君は検定に一発で受かってた」など、超どう
でもいいことで「自分はダメだ」と常に自分の自信を失くす方向でばかり物事を考えていたのです。
そんな私がどうやって現在のように超前向き人間になったのか
Twitterや私のブログを読んでいただいている方々は既にご存じかと思いますが、私基本的に超適当で超前向きです。ちょっとのことではへこたれません。
昔の自分では考えられないほど人と話すのが億劫じゃなくなったし、一日が終わったときに「あぁ言えばよかった」「こう伝えればよかった」と反省することも減りました。
ではなぜパッパラパーな人間になれたのか?これはいくつか理由が考えられます。
ドイツで生活を始めた
海外生活が始まると、自分が知らなかったことをたくさん知りますよね。言語・文化・習慣など今までとは全く違う生活環境になります。
それに慣れるためには、今までの自分ではどうにもならないこともあるわけですよ。
例えば日本語は少しゴニョゴニョ話しても通じることもありますが、外国人の私がドイツ語をゴニョゴニョ話したら、99.9999%通じません。なんならハッキリ話せという圧をかけられるかも。
そうやって今までとは違う環境に身を置くことでだんだんと肝が据わってくるんですよ。そうするとなんというか、ネガティブでいられなくなってくるんですよねぇ。
ドイツで悔しい思いをたくさんした
これは今までもブログで紹介したように、私はドイツ生活を始めたころ、さんざん悔しい思いをしたんですよね。
悔しい気持ちってエネルギーになりません?
ははーん、さては私バカにされてるな?いいんだな?バカにしていいんだな?!
ムカつくー!って気持ちをエネルギーにして、喧嘩するためにドイツ語を覚えたりね。
そうやってくっそー!!!という気持ちをエネルギーにして生活すると、視野が広がるんですよこれが。「知らないからバカにされる」「知識の有無で損をする」というのが絶対に嫌になって、どんどん自分で調べるようになったんです。
ドイツで置き引きにあった
忘れもしない2015年8月下旬。何度もブログで紹介したように私は置き引きにあったんですね。
そこで人生最大の転機となる「あ、この人と別れたいかも」という気持ちになったんです。私は当時付き合っていた彼と結婚したいと思ってドイツに来ているので、まぁこの出来事は一大事も一大事。
置き引きをされたことで「あ、やはりここは外国なんだ」という気持ちを思い出し、気を引き締めることができましたし、この人と別れたいと実感したことで今まで無視していた自分の気持ちに目を向けることができたのです。
ドイツで恋人と別れた
そうなんですよ。私2015年に人生かけた恋愛に終止符を打ちました。これは私の人生の中でも大きな出来事の1つですね。好きで好きでたまらなかった人と他人になったんです。
ていうかね、恋愛に人生かけちゃいかんのですよ。自分軸で生きていない証拠。
しかしこの恋人と別れたことで引力で引き寄せられるかのごとくポンポンポーンと知り合った夫と結婚することができたので、そういう運命だったのだなとただただ身を任せていました。
ドイツで優しい人たちに出会った
私はドイツに来るとき、父から「二度と帰ってくるな!」と言われて飛び出してドイツに来ました。それは想像した以上にたまらなく孤独で、言葉にならない気持ちになることもしばしば。
しかしですね、私の人生常に誰かに支えられているように、ドイツでも優しい人々にたくさん出会いました。
レストランで働いたとき、中年カップルの常連さんがいました。私は仕事を始めたばかりでドイツ語がサッパリできず、失敗しまくり。
「私失敗します。変わって下さい」と他のサービスの人に言ったら、「いいのよ失敗しても!私たちと練習しましょう!」と励ましてくれたり、あるカップルの予約がされていないと来店されてから発覚したときに謝罪したら、「あらま、そんなこともあるわね。じゃあまた来るわ」と怒らずに後日来店してくれたり。
彼らの何気ない言葉や笑顔に私はどれだけ励まされたことでしょう。言葉にならないほど感謝しています。
結婚した
私は26歳のときに結婚しました。自分でもよくわからなかったのですが、25歳のときにどうしてもどうしても結婚したくなったのです。
これは私にとって素晴らしい出来事でした。なぜなら!もう「結婚したい」と思わなくてよくなったからです。結婚は毎日の生活のことで、結婚したから自分が素晴らしい人間になるわけでも私の人生がバラ色になるわけでもありません。
しかし「結婚したい!!」という気持ちから解放されたのは私にとってすごく大きなだったように思います。
子供が生まれた
そして有難いことに2人の元気な子供が生まれてきてくれたんです。これはですね、マイナス思考でなんかいられないんですよ。だって子供に笑っててほしいじゃないですか。
子供たちは私が不安そうな顔をすると敏感に察知して同じように不安そうな顔をします。とくに長男は既に言葉も分かるので「ママ大丈夫よ!」と励ましてくれちゃったりなんかするわけです。
それではいかんいかん!ということで、母になってどんどん「ま、いっか」ということが増えました。
生きてればオールオッケー!!
自分を好きになるために忘れてはいけない8つのこと
もし今自分のことを好きになれないという人がこの記事を読んでいたら、ぜひこれらのことを実行してほしいのです。自分で自分を好きになれないって寂しい。他人からはどう思われようとも自分は自分の味方でいてほしいのです。
話してマイナスな気持ちになる人とは距離を置く
なんだか話しても話しても気持ちがモヤっとする人っていますよね。私はいたんですよ。中学校からの友人(?)なのですが、大学生になって会うたびに、なんかイラっとしたりモヤっとすることが増えたんです。
私はずっと「どうして私は彼女と仲良くできないのだろう」と心の中にモヤモヤしたものを抱えていたのですが、ドイツに来てから一切連絡を取らなくなって、「あぁ、友達じゃなかったんだな」と気付きました。
彼女は私を利用して、私も彼女を利用していたのかもしれません。
少しでもモヤっとする相手は可能な限り距離を置こう!
自分の気持ちを理解する習慣をつける
私はドイツに来たときに勘当されてきたので、なんていうか「もう後に戻れない」状態だったんですね。
それはどんどん私の気持ちに蓋をして、「もう日本には帰る場所がない」「どうにかこうにかここで上手く生きていかないと」という思考回路になっていきました。
これはね、よくないの。すごくよくない。
なんか色んな本とかに「嫌なことが起こったのは自分が学ぶための出来事だった」なんて表現されっることもあるけれど、違う。嫌なもんは嫌。悲しいことは悲しい。それでいい。
自分の気持ちは自分にしか分かりません。しかし実は多くの人がその気持ちを脳内で勝手に変換して「自分はこう思っている」と決めつけているような気がするのです。
マイナスな気持ちを持つことは悪いことではありません。その気持ちに気付いたら、「ではその気持ちを改善するために自分は何ができるか」「自分はどうしたいのか」ということをしっかり考えることが大切なのではないかと思うのですよ。
忙しい毎日だと思いますが、自分の気持ちと対話する習慣をつけよう!
自分で打ち込めることを見つける
書いといてなんなんですが、打ち込めることを見つけるって難しくないですか?「生まれてきたからには何かを成し遂げなきゃない!」「夢を持って毎日生き生きといきてほしい!」なんて言う人もいますがそんなことない。
人生は辛い。ましてや自分の今までの文化や習慣が異なる海外での生活は戸惑うことの連続。
そんなときにね、「夢を持って!」とか「せっかく海外にいるんだからなんちゃら!」とか言われましてもぜーんぜん心に響かないんですよ。無理。だって生きてるだけで大変なんだもん。
だから今すぐじゃなくていいんです。毎日どうにかこうにか生きていくなかで、「あ、自分はこれが好きだな」ということに出会ったらやってみてほしいのです。
私の例でいうと、私はたぶん「言葉」というものに自分は魅力を感じるのかなと思ったので、外国語を学び始めました。そしてなんの縁かドイツ語を学ぶことになって、大苦戦。ふふ。でもできないことができるようになるって快感なんですよね。
そして私は「言葉を紡ぐこと」が好きなのかなと思ったのです。だから機械系が全くだめなくせにブログを立ち上げて、こうしてみなさんに読んでいただいてるわけです。
え、誰か読んでくれてます、よ、ね?
時間がかかっていいんです。もし何か心の中がゾクゾクっとするのに出会ったら、躊躇せずに飛び込んでみてほしいのです。それまでは無理せずに、毎日なんとか生き抜きましょう!
自分で打ち込めることを見つけられるまではなんとか生き抜こう!
命令形で話す人から離れる
これは全ての人に当てはまらないかもしれませんが、基本的な話し方が命令形な人からは離れたほうがいいかなと思います。
私は命令形で話されると萎縮してしまい、自分の気持ちが分からなくなってしまう人間だったのです。
そうです、過去形。今はそんな風に言われたらこっちからキレますね!
だから「やれよ!」「こうだろ!」などと相手の気持ちを考えずにプレッシャーをかけてくる人からは距離を置くことをオススメします。
命令形で話すひとからは離れよう!
「私なんて」と言わない
日本人に多いと思うのですが、謙遜の意味で「私なんて」という人や本当に自分に自信がなくて「私なんて」という人っていますよね。
これは今すぐやめてください。なぜならそれを聞くと私が悲しいからです。相手を慰めるために使うこともあるかもしれません。
「私3㎏太っちゃってさぁ…」「私なんて5㎏太ったよ!」などという場合。できればこれもやめたほうがいいんじゃないかと思います。「私なんて」と口にするたびに、なんだか自分の価値がどんどん下がっていく気がしませんか?
その積み重ねが自分の自信をどんどん奪っていき、卑屈な人間にするんじゃないかと思うのです。
「私なんて」は二度と言わないで!
自分の好きなところを書き出す
日本って自分のことが好きというと「ナルシスト」と言われることがありますよね。この文化はどうしたもんかと思うのですよ。
自分のことが嫌いと言ったほうが相手と心の距離が近づくようなコミュニケーションの仕方というか、そういう文化ありません?
NO!自分のことを好きなであることはとーてーもー大切なこと!ていうか、自分が自分を嫌いなのに他人が自分のことを好きになってくれるわけなくない?と思うのです。
私が自分の好きなところは「音が鳴ったらなんとなく踊りだそうという心意気がある」「基本的にテキトーで前向き」「毎日のなかでハッピーを見つけることが得意」など。
人にいうのが恥ずかしいときはノートにこっそり書いてください。アウトプットすることで「あれ?私って実は結構イケてるくない?」と思えるはずです!(イケてるって死語?w)
そしてもしよかったら私に教えてくださいね♪
自分の好きなところを書き出そう!
過剰に他人と比べない
これは全ての人に共通すること。自分のためにも相手のためにも過剰に比べるのはやめましょう。無意味です。自分の人生は自分のものであって、他人の人生は他人のものです。
自分の人生を他人の軸で考えても意味なくないですか?
今すぐ自分の人生に集中してください。
しかし比べることで切磋琢磨できる!という性格の人は「あいつはあんなに頑張って成功したんだから、自分もまだまだ頑張ろう!」と前向きに比較してください。
過剰に他人と比べるのはやめよう!
成功体験を積み重ねる
これらのことを実行するためには、成功体験が必須です。なんでもいいです。
「ドイツ語の検定に受かった」「昨日より覚えてるフランス語の単語が10個増えた」とか。そんなに難しく考える必要はありません。
成功体験を積み重ねることで自信に繋がり、「昨日の自分より今日の自分のほうが少し好き」という気持ちになっていくんじゃないかと思うのです。
私の場合は「今日のお味噌汁超美味しくできた!」とか「今日はドイツ語で電話できた!」とかですかね。ふふ。
成功体験を積み重ねよう!
自分は自分の味方でいよう!
突然ぼらちゃんこんなに長い記事を書いてどうしたんだろう?と思う方もいるかもしれません。なぜ書いたかといいますと、父親と久しぶりに電話して私自身のことを話したときに、とても嫌な気持ちになったからです。
ドイツと日本で離れていることで「なぜそう感じるのか」ということを冷静に考えることができ、頭の中でぐちゃぐちゃしている気持ちを言葉にしてアウトプットしようと書いていたら、こういう記事になりました。
世界中が敵に回ろうと自分だけは自分の味方でいる。これが父との電話で感じた私の結論でございます。
長い記事を読んで頂きありがとうございました♪
コメント