こんにちはー!ぼらです!(boralog_0310)
そういえば今年でドイツに住み始めて10年目(丸9年経過)に突入したので、これまでのことを少し振り返ってみようかななんて思います。
私は記憶のキャパシティが常に満杯なので、新しい出来事を記憶すると昔の余計なことは忘れてしまうタイプなので、忘れないうちに記録しなくては!(忘れてることも多いけど)
ほぼ日記なので、興味がない方は私の恋愛体験記も登場している、こちらの恋愛の記事でもいかがでしょうか。
ドイツ生活で大変だったこと7選
語学
私は大学でドイツ語を少し勉強していたので、リスニングとリーディングはB1弱程度のレベルでドイツに来ました。
しかし当時付き合っていたドイツ人の恋人とは、ドイツに来るまで基本的に英語で話していたので、スピーキングがサッパリ!
ドイツ生活がスタートして2ヶ月半後にはこちらのブラック企業で仕事をすることが決まり、いやー本当に最初の半年から1年位は大変!
・お客様が言ってることが分かるようで分かっていない
・予約の電話を取るのが何より苦痛
・従業員に言い返したいのにドイツ語が上手く話せなくて言い返せない
・Chefinに言い返したいのに全然言い返せない
最初の1年は仕事ばかりしてたので、語学学校に行ったんだか行かなかったんだか記憶にありません。(たぶん行ってないかと…)
そして2年目になってほんの少し聞こえるようになって、大学でやっている語学コースに参加。(DSHという語学試験のコース。DSH2からドイツの大学に入学する語学証明になる)
いやいやさっぱり分からん!となって、DSH2に合格するまであと2%足りなくてあえなく撃沈。(つまりDSH1)
しかしドイツに滞在するには学生ビザを取るしかない!ということで、どうにか大学入れないかなーと検索してたら、Test DaF15点でも入れる大学を発見!(普通は16点以上)
大学に入学したのがドイツに住み始めて2年半経過したころ。でも大学には3ゼメスター通って中退しました。
BWL(経営経済学)・VWL(国民経済学?日本語わからない)・Soziologie(社会学)・Rechtswissenschaft(法学)をちょっとずつ勉強するっていう学部で、私は社会学と法学が楽しかったです。
このときがドイツ語力ピーク。語彙力もここがピーク。毎日ドイツ人とディスカッションしたり、意見を述べなきゃいけなかったからね…。
その後は日本人の夫と結婚し、戦うドイツ語戦士モードから、適当にドイツ語話せばいいっしょモードになったので勉強らしい勉強はしてないです。(だからどんどんできなくなる←)
そして現在のドイツ語レベルはたぶんB1あるかなレベル?←
でもやはりドイツに住んで強制的に1日1度でもドイツ語を聞く生活になると、耳が慣れてくるものです。たぶん聞き取り能力は今のほうがいいと思います。
健康
これはすでに何度もブログに登場しているのですが、ドイツ1年目の私の健康状態といったら本当に最悪だったわけです。
・アトピーで全身血だらけで痛い
・ドイツ語が分からなくてChefinのお説教でメンタルが崩れる
・虫歯が6個位できて500ユーロ位かかった
などなど…
人生で一番最悪な年だったかもしれません。世界中の負を集めた感じの年でした。
仕事
こちらの記事でまとめてます。
異文化交流(コミュニケーションの取り方)
ドイツ語がある程度分かるようになっても、ドイツ人とのコミュニケーションの取り方は難しいなと感じることが多かったです。
私がドイツに来たのは東日本大震災があった1年後だったので、「どうして日本人はマスクをしているの?」「福島は大丈夫なの?」と色々聞かれてなんと答えればいいのか分からないこともたくさんありました。
ドイツの大学でも、オリエンテーションの時期に既に男女とも仲良しグループは出来上がり、そこで仲良しグループに入れなかった私のような人は、その後一人で行動することが多いように見受けられました。(あくまで私の主観)
友達が1人もいないっていうのはね、なかなか辛いんだよね…。
友達探しに大学に入学したわけじゃないんだけどさ…。
毎日一人でごはん食べるの寂しかったな…。
視力の低下
みなさんドイツで生活をスタートしてから視力ってどうですか?私は生まれてからドイツに来るまでずーっと視力がよくて、メガネとは無縁で生きてきました。
それがどうでしょう。
大学に通い始めると、なんとなく黒板がよく見えないかも…。
と思ってメガネ屋さんに行ったら、「もうメガネなしでは運転はできないわね」と言われてびっくり!
大人になってからでも視力が低下することもあるんですね!
でも考えてみればドイツって照明が結構暗いから、あまり不思議じゃないかも。
窃盗
覚えているだけで「自転車」「リュック」を盗られました。
自転車はフリーマーケットで買った30ユーロのもの。鍵をしないで1時間位外に置いていたら、買って4日目でやられちゃいました。
たった1時間ですよ?!本当にびっくりです。3日間しか使わなかったので、どんな自転車だったかもう思い出せません…。
リュックはこちらの記事です。
孤独
今でこそTwitterを始めてドイツにたくさんの日本人が住んでいることを知ったのですが、私はメディアリテラシーが低く、SNSでこんなに人と話せたり知り合えることを全く知らなかったんです。
そのため日本語でガールズトークできる相手もいなかったし、「辛いよ」と頼れる相手が誰もいませんでした。
Twitterを始めたからといってぼんぼん友達ができるわけではないですが、「ドイツ生活のここが困っています」「ドイツで孤独な育児が大変です」というときに、共感してくれる人や優しい声をかけてくれる人がいることの心強さったら計り知れません。
もし北ドイツにいたときにTwitterをこんな風に使うことができていたら、どんな未来になっていただろうかと思うことも…。
ドイツ生活を楽しむには自分が自分でいることが大切!
海外生活をするには様々な理由がありますよね。パートナーの帯同、ワーホリ、恋人、仕事など、人それぞれ理由は違います。
しかしどんなときでも「自分が自分らしくあること」はとてつもなく大切です。
私はドイツに来た当初「彼のそばにいたい」という理由だけでドイツに来ました。しかしそれは彼にとっての重荷であり、自分の人生に責任を持つことを辞めただけかもしれません。
だから「彼が好き」という気持ちがあっても、自分に嫌なことが起こると彼に八つ当たりしていたのだと思います。
どこにいようとその場所に行くと最終的に決めたのは自分。
人のせいになんかしないで、自分の人生に責任を持って楽しく生きていきたいものですね。
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