私の1日の密かな楽しみは、一人でトイレに入れたとき(そんなことほとんどないけど)に育児マンガをSNSで読むことです。その育児マンガで度々目にするのが
「お前はいいよなー、なにもしないで日中遊んでるだけなんだもんなー」
と旦那さんに言われたという発言。私は夫にそんなこと言われたことがないのでびっくり!
私の夫は出勤時間が昼頃で帰ってくるのが日付が変わる頃。基本的に週5日から6日はワンオペです。
そこで2児の母の私が、主婦はなにもしないで遊んでいるかどうか考えてみます。
主婦は遊んでる?1日のスケジュール
私は現在外に働きに出ていないので、基本的に毎日同じような生活です。そこで私のリアルな生活を考えながら、主婦は遊んでいるのかどうかを検証していきます。
午前中
7時~8時
子供1のオムツを変える
子供2のオムツを変える
子供1を着替えさせる(イヤイヤの場合は叫ばれながらする)
子供2を着替えさせる
朝ごはんの準備
子供1の幼稚園のお弁当準備
8時~9時
子供1を幼稚園に連れていく
家に帰ってきたら子供2に朝ごはんを食べさせる
自分と子供2が朝ごはん
食器洗う
食器戻す
お洗濯物(2日ごと)を入れる
9時~10時
掃除機かける
トイレ掃除
お風呂掃除
キッチンのがっちり掃除(週2回)
子供2と遊ぶ
子供2をおんぶして朝寝させる
10時~11時
お昼ご飯と夕ご飯の準備
ストック用の料理
11時~12時
お洗濯物を干す
子供1のお迎え(子供2をおんぶしたまま)
子供1と歌って踊る
子供1のオムツ変える
子供2のオムツ変える
もう午前中で結構疲れてます!
お昼
12時~15時
子供1のごはんを出す
食べないと言われ、イスもテーブルも汚される
子供2とお昼ごはんを食べる
子供たちの手と顔をふく
子供1に延々と何か食べたい(おやつ)と叫ばれる
テーブルをふく
食器洗う
食器戻す
夕飯の仕込みの続き
洗い物する
子供2をおんぶしてお昼寝させる
子供1のオムツ変える
子供2のオムツ変える
15時~17時
お散歩タイム!公園に行く (大体2時間外出)
夕方
17時~18時
子供1の手を洗う
子供1を着替えさせる(砂場で遊んだため)
子供2を着替えさせる(砂場で泳いだため)
子供1のオムツ変える
子供2のオムツ変える
夕飯の準備
子供1の夕飯を出す
食べないと言われ、投げられ、イスもテーブルも汚される片付ける
子供2に夕飯を食べさせる
18時~20時
食器洗う
シンク洗う
子供1と一緒におもちゃ片付け(ほぼ私が片付ける)
子供1の歯磨き
子供2の歯磨き
子供1と2をシャワーかお風呂に入れる(子供2はお風呂嫌いで叫びながら)
子供1を拭いて、保湿クリーム塗って、着替えさせて、髪を乾かす
子供2をて、拭いて、保湿クリーム塗って、着替えさせて、髪を乾かす
子供2をおんぶして子供1に絵本を読んで寝かしつける(5冊~15冊)
子供2をおんぶからどうにかしておろす
夜
20時以降
子供たちがそのまま寝れば漫画タイム!
他にも筋トレ、勉強、在宅ワークなど
子供1は夜中ドイツ語と日本語が発達中で頭の中がてんやわんやになっていると叫ぶことアリ
子供2は夜中歯のムズムズがあると叫ぶことアリ
もちろんそれらの対応は全て私
その他
ゴミ捨て
床ぶき
オムツから漏れたときのお着替え
2人同時に泣き叫ばれたときの精神統一
隣人からの騒音苦情を危惧しながらお家遊び
などなどなど
結果:主婦は遊んでると発言する人はヤバい!
これは私の基本的な毎日ですがいかがでしょうか?何もしてないですかね?
日本にいるお母さんたちはお弁当もしっかり作りますし、私以上にすることがたくさんです。
1つ1つのタスクは、1億円を動かすようなビックビジネスではないかもしれません。
お給料を貰えるわけでもありません。
しかしやらなくてはいけないことです。
うんちした赤ちゃんのオムツを放っておく訳にはいきません。
お腹すいたという子供に食事を与えない訳にもいきません。
ホコリやゴミが落ちている不衛生な環境で衣食住をするわけにもいきません。
イヤイヤ期で叫ばれ、泣かれ、暴れられても放棄するわけにはいかないんです。
「いいよなー、お前は日中遊んでて」
もし自分の夫がこんな発言をしたら、私は悲しい。すごく、すごく悲しいです。
何も分かってないんだなと心を閉ざしてしまうかもしれません。
だから
「今日も1日ありがとう!お疲れ様!大変だったよね!」
と優しさ溢れる言葉をかけてあげてください。そうすれば夫婦関係は円満になるはずです。
主婦は毎日戦っている!
男性が働きに出れば7人の敵と戦っているといわれますが、主婦は毎日自分と戦っています。
イヤイヤが絶頂で怒らないようにするのがとても大変。
子供を産んでから社会との繋がりがなくて孤独。でも頑張らなくちゃ…。
現在は女性も働きに出て男性が主体的に育児している家族も増えてきましたが、それでもやはり育児の主体はまだまだ女性です。
バリバリ働いていた人にとっては出産・育児で感じる孤独感や孤立感と戦う人もいるでしょう。
働きたいけど働けないという人は、子供は超可愛いけど自分の人生これでいいのだろうかと自問自答を繰り返す人もいるでしょう。
そうやって毎日どうにかこうにか乗り越えて、自分と向き合っているんです。
私はこの記事で「私頑張ってるのよ!」なんて主張したいわけじゃありません。
しかし世の中のお母さんたち(日本人女性はとくに)は本当に本当に頑張ってると思います。
仕事している俺様のほうが大変に決まってる!
とかいう発言はナンセンス。仕事も家事育児も超大変!
お互い超大変で超がんばってる!とお互いを褒め合いましょう!!
時代は令和。考え方もアップデートしていきたいものですね。
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