※この記事は前回の流産の話の続きの記事になります。デリケートな内容を含むため、気持ちが不安定な人は私のお気に入りのシートマスクの記事でも読んでいってくださいな♪
こんにちはー!ぼらです!(boralog_0310)
私は流産した6ヶ月後に長男を妊娠しました。この6ヵ月間が私の人生の中で気持ちがアップダウンしまくった期間で、自分の心と体と向き合ういい機会になった期間ともいえます。
しかし基本的にはこの半年間基本的に妊娠したいオバケになり、気持ちが沈むことも多かったです。そのときのことを振り返ってみようと思います。
妊娠したい!でも誰のため?
私は子供が特別とんでもなく好き!!!絶対に母親になりたい!!というタイプの人間ではなく、絶対に結婚はしたいけど子供については自信がないというのが正直な気持ちでした。
しかし結婚後会うたびに義母から度々義母の知り合いがどんどん妊娠・出産している話をされ、
「…。うん。」とさりげなくプレッシャーに感じることが増えていきました。
そして念願の妊娠!妊娠して嬉しい気持ちがもちろん大きかったですが、それに加えてテストに合格したような安心感も感じることも。
しかし残念ながら流産。自分のことを大切にするために、プレッシャーに感じていたことや、気持ちの整理がつくまで自分からは連絡しないことを義母に伝えました。
流産してやりようのない気持ちでしたが、「あぁ、私はちゃんと自分が妊娠したいと思っているんだな」とホッとした気持ちもありました。
流産後の過ごし方!6ヵ月間を振り返る
6月
流産手術後通っていた婦人科で検診してもらうと、流産したことに対しドクターから衝撃の一言が。
Pech gehabt.
え?!今Pechって言った…?!
分かる、分かるよ。ドイツ語で言えばねPech(残念だね)で合ってるよね。でも傷心している人に対して他に言い回しは無いんかいな!とめちゃくちゃ思いました。
Deutsche Bahnが遅延してるときにPech gehabt.って言うけど、それと一緒かい!😨
元々そこのドクターも受付の人もイイ感じではなかったので、それ以降行くことはなかったです。
手術後一度生理がきてから妊活再開ということだったので、6月は妊娠のことは考えないようにしました。
7月
6月に生理がきたので7月から妊活再開OK!しかし排卵していなかったようで、排卵期に多めに仕込むもうんともすんともいいませんでした。
長かった髪も25cm位バッサリきってボブにイメチェン♪7月は夫が休暇だったので気持ちを切り替えてスペインへGO!
光り輝くまぶしい太陽と、スペインの陽気な雰囲気は落ち込んでいる私をとても癒してくれました。
この美しいビーチでゴロンと上を向いていたら、ジーザスみたいな全裸の男性が私の真横を通って海にダッシュして行きました!笑!
そうよね!ヌーディストビーチだもの!男性も裸の人がいるのね!びっくり!
このTicketsという予約取るのが難しいタパスバーに夫の知り合いが予約してくれて、まさかの入店可能ー!すっごく楽しい時間でした!
現在はコロナの影響でお店は閉まっちゃったみたいですが、ここのオーナー達はやり手の方々なのでまた新しく何かお店ができるはずだと期待して待っています♪
8月
8月は休暇が終わり日常に戻ったことで、気持ちが少し不安定だったように思います。(当時の日記帳参照)
8月も排卵周期と思われるときにトライしましたが、なんとなく排卵していなかったのではないかと思っています。
毎日圧倒的な自然の美しさに癒されつつも、一人になっては「私のベビーはどこへ行ってしまったのだろう」とやり場のない気持ちでいっぱいになることも。
9月
9月はフランスから友達が遊びに来てくれました!
大学時代からの友人で、めちゃくちゃ仲良し!というわけではなかったのに、流産したことを心配してくれてわざわざ駆けつけてくれました。本当感謝。
彼女に会って気持ちが少し落ち着くも、夫の知り合いが妊娠ラッシュで聞くたびに辛かったです。
でも今考えれば、夫の方が年上なので妊娠ラッシュなのも当たり前だったのかなと思います。
9月はたぶん排卵期のタイミングを逃した模様。
そしてドイツから電車ですぐのオランダ、マーストリヒトに一人旅。
美しい本屋さんやマーストリヒトのキレイな街並みにワクワクして楽しい時間を過ごせました♪
10月
10月は知る人ぞ知るドイツのパワースポット。ノルデナウに行ってきました。
ここの湧き水を飲むと病気が治るのだとか。私は病気ではありませんが、パワースポットに行きたかったんです。
1泊2日で行きましたが、帰ってきた次の日私は熱が出ました。←
興味がある方は「ドイツ ノルデナウ」で検索してくださいな♪
しかし体の中にあった悪いものが外に出たんじゃないかなと思っています。
10月はなんと、排卵痛があったんですよ!!今まで排卵痛や排卵出血というものが一切なかったので、いつ排卵日だったか定かではなかったのですが、このときは
え、なんか生まれそう…!?
という感覚で、何かが押し出そうとされている感じでした。
結果的にタイミングは取れませんでしたが、この感覚を知れたのはよかったです!
11月
11月はミラノに一人旅に行きました。なぜなら行きの飛行機が5ユーロだったから!!(帰りは40ユーロ位)
イタリアは色々回ったことがあったのですが、ミラノには行ってなかったのでとても楽しかったです!
ろくに調べもしないで適当に飛行機に乗って、着いたらバスに乗って、駅に着いたらどこに行けば大聖堂かも知らずに地下鉄に乗って、雰囲気で降りたら見事大聖堂を発見!
ミラノの男性は日本人女性だと分かるそうですよ♪香りや服装で見分けがつくんだとか。
ミラノ旅行中に排卵日だったので11月も残念ながらタイミング逃しちゃいました!
他にも初めてケルンのクリスマスマーケットに行ったりと、寒いけれども楽しいことがたくさんの月でした♪
12月
12月はなんとドイツ人のハワイ、マヨルカ島にまさかの一人旅。
当時知り合った日本人女性と一緒に行く予定でしたが、彼女がまさかの妊娠。そのときの彼女の一言。
うわー。困るわー。結婚式もあるしなー。
私が流産したことを知っている上での発言ですからね、ドン引きでした。看護師で私より4つも年上なのに、そんな発言するんだなと驚き。
彼女は妊娠してても行くよー!と言ってましたが、英語もドイツ語もできない妊婦さんを連れて歩くのは私のリスクが高すぎる!と思い一人で行くことに。
思ってたよりも街中が栄えていて、一人でも楽しめました。
今度は海に入れる季節に家族で行きたいな♪
そして夫の会社のクリスマスパーティーに参加♪
みんなオシャレして美味しいものを食べて飲んで、酔っぱらったら踊り始めるという素晴らしい行事で私は大好きでした!
流産後は自分を大切にしよう!
この年の下半期は一人旅を何度もして、自分自身と向き合う時間を積極的に持ちました。
義母にプレッシャーをかけられたことがストレスで、彼女のことを許せない気持ちが心のどこかにずっと小さくありました。
しかし人を許せないというのは自分が辛くなることです。
100%許せなくてもいいし、大好きにならなくてもいいから、少しずつまた交流を持とうかなと思えるくらいまで気持ちをコントロールできるように。
その後妊娠して半年位のときに再会し、無事にアイスブレイクしました。(基本的には良い人です)
自分を大切にする方法は自分しか知りません。
自分自身の心の声を聞けるのは自分だけです。
辛いときは辛いでいいんです。泣きたいときは思いっきり泣きましょう。
流産後はいつも以上にセンシティブになっているので、自分を大切に、心も体も大切にして自分と向き合う時間を持ってみるのもいいかもしれません。
ほぼ旅行日記になってしまいましたが、お読みいただきありがとうございました!
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