こんにちはー!ぼらです!(boralog_0310)
私の母ちゃん業が始まってからかれこれ約3年が経過しようとしています。
今でこそ2人の子供に恵まれましたが、今でも「自分が子供を産んだ」「自分に子供がいる」というのは不思議な感覚です。
大学を卒業してすぐドイツに来たこともあり、日本の友達と妊娠・出産の話をすることなく母になったので知らなかったことがたくさんあります。
そこでこの3年を思い返してみて、妊娠出産するまで知らなかったことをお伝えしようと思います♪
私の妊娠出産について
私が初めて妊娠したのは26歳の春。しかし残念ながらその子はすぐに星になってしまい、出産には至りませんでした。
長男を再び妊娠したのが27歳の冬。その年の秋に出産。
次男を妊娠がわかったのが29歳の秋。次の春に30歳で出産。
自分が2人も授かれるなんて思ってなかったので本当に有難いです!
妊娠するまで知らなったこと
必ずしも妊娠=出産ではない
最初の妊娠をしたとき、
やったー!妊娠反応があったんだから出産できるー!
とテンション上がりまくりでした。流産なんて自分に起こるわけがないと思い、全然気にしていませんでした。しかし流産は珍しいことではなく、全体の1割の妊婦さんが経験するとのこと。
それでもやっぱり自分が経験しないと知らないことってたくさんありますね。
そのときに初めて妊娠=出産ではないのだなと強く実感しました。
空気を吸うだけで体重が増えていく
私はどちらかといえば細身だし、自分で食べるものをコントロールすればそんなに体重増加はしないだろうと思っていました。
ところがどっこい!どんなにサラダばかり食べていてもですね、臨月は空気を吸うだけで体重が増えるんですよ!これは私だけではないはず。
長男を妊娠中は体重がどんどん増えていくのが怖くって、食事をコントロールしましたが、それでも増えるんだからどうしようもない。
潔く諦めて食べたいものいっぱい食べればよかったなーと思います。
次男のときは長男を出産後どんどん体重が落ちていくのを経験していたので、気にせず好きな物ぽんぽん食べていました。
そうしたら妊娠糖尿病に…。やはり何事もほどほどがいいんですよね。
肌が乾燥する
これは私だけでしょうか。元々アトピー乾燥肌でしたが、長男を妊娠したのが冬だったこともあり、最初の3ヶ月はそれはそれは乾燥しました。
Weledaのスキンフードのこっくりしたクリームを厚く塗ってやっと粉が吹かないレベル。
季節ももちろん関係すると思いますが、安定期に入ってからはそこまでひどく乾燥はしませんでした。
ホルモンバランスの関係なのかもしれないです。
体が浮腫む
私体が浮腫むってよくわからなかったんですよね。
しかし妊娠中はなんや脚が太くなってる気がするし、それことパツンパツンって感じだったんです。
妊娠中に出されるホルモンによって水分を蓄えようと体がするらしく、それで体重が増える人も多いのだとか。
だから産後どんどん体重が落ちたのかな。
気持ちがジェットコースター
産後のメンタルはヤバいですが、私的には妊娠中も気持ちが乱れることがありました。
スーパーのレジで並んでいたときに、明らかに焦点が合ってないヤバそうな男性が私の後ろに並んだんですね。
そのときは「何かされたらどうしょう」「赤ちゃんに何かあったらどうしよう」と不安で心臓がドキドキ。
いつもなら何も気にしない私ですが、妊娠中はそういったことにいちいちドキッとしました。
胎動を感じられるまで不安
私は1度目の妊娠で流産したせいか、長男を妊娠しても胎動を感じられるまで4ヶ月間くらいは毎日とても不安でした。
自宅で赤ちゃんの心拍を確認できる機械みたいなやつを買おうかと思ったのですが、それを買ったら1日中やることになるなとやめました。
最初の方の胎動は赤ちゃんがまだ小さいので、小魚がお腹の中を泳いでいる感覚。
とても面白かったです。
15分に1回トイレに行かなきゃいけない
妊娠すると膀胱が圧迫されて頻尿になるとは読んでいたものの、15分に1回トイレに行かなきゃいけないなんて思ってなかったです!
しかも昼夜関係ないので夜寝てからも30分に1回トイレに行かなきゃなくて全然ゆっくり眠れない…。これで仕事してる人もいるなんて本当に尊敬します。
出産するまで知らなかったこと
産後の後陣痛が結構痛い
妊娠すると出産までのことはある程度調べて準備しておきますが、産後のことってあまり準備していなかったりしません?(私だけかな)
そのため私は産後も痛いなんて聞いてないよー!と後陣痛に驚きました。
しかしそれも24時間経つとなくなり、「あ、終わったんだな」と何やら感慨深い気持ちに。
ドイツでは授乳中もイブプロフェンを飲んでいいとされているので、しっかり飲みましたが全然効かなかったです!
産後もしばらく血が出る(悪露)
これも私は準備不足で、産後にあんなに血が出るなんて思ってなかったんですよね。悪露(おろ)って何だろう?最初は何て読むのかなーと思っていたくらい。
でもこれは会陰切開後に縫った先生のレベルにもよるんじゃないかと思うんですよね。
長男のときは産後2週間から3週間は大きなナプキンをしないといけないレベルでしたが、次男のときは産後1週間くらいのみ大きなナプキン必要レベルの出血で、その後はおりものシートでも大丈夫でした!
そのため買っておいた大きなナプキンは今でも余っています。
会陰切開後に縫うときも痛い
長男のときも次男のときも会陰切開をしたのですが、長男のときは縫うときがめちゃめちゃ痛かったです…。記憶が曖昧で麻酔をしたけど痛かったのか、麻酔なしで縫ったから痛かったのか今でも分かりません。
しかし次男のときは研修医のドクターでしたが縫うのがとても丁寧で、あんまり痛くなかったです!!
これはドクターの技術によって左右されるかも…。
マックスの陣痛は津波
出産って色々な表現されますよね。「鼻からスイカ」「ハンマーで腰を殴られる感じ」などなど色々ありますが、私的にマックスの陣痛は津波、もしくはジェットコースターですね。
体の中からワナワナと陣痛の波が訪れては引き、「うぉおおおおお」となっては静まり。
どちらかというより痛いより怖いという気持が強かったです。それも含めて津波みたいだなと。
陣痛の痛みが1000だとすると、赤ちゃんが小股から出てくる痛みは300くらいでした。
今思い返してみても不思議な体験。普通分娩でしか体験できない奇跡だなと思います。
赤ちゃんが息してるか心配で寝られない
退院して自宅に戻ると、夜に赤ちゃんが息をしているか心配で心配で、最初の1ヶ月は全然寝られませんでした。(それでもアドレナリンが出てたので全然大丈夫)
しかし赤ちゃんが寝ているときにしゃっくりしたり、くぅくぅと音を出しながら寝ると、それはそれで気になって寝られないというジレンマ。
しかしこれは初めての育児である長男のときだけで、次男のときは普通に授乳の合間に爆睡できるようになりました。
赤ちゃんの泣き声に0.1秒で反応できる
生まれたばかりの長男が泣くと、たとえ寝ていたとしても光の速さで起きて、ダッシュで長男の元にかけつけました。
今思い返しても少し笑ってしまうほど、ヒュンッ!!って感じでダッシュ。隣で寝ていた夫はその勢いで起きてました。笑
もちろんこれも長男の時のみで、次男のときは多少泣いててもゆっくり起き上がるように気をつけました。
助産師さんから言われたのですが、産後骨盤がしっかり戻るまでは体を動かすときは可能な限りゆっくりすることが大切だそうです。
間違っても光の速さで走りだしてはいけません。
抱っこ紐が超絶便利
私自分が妊娠するまで抱っこ紐の妊婦さんをほとんど見たことがなかったんです。
もしくは見ていたけれど気にしたことがなかったのかもしれません。
しかしいざ生まれると、私は抱っこ紐なしでは育児不可能でした。
最初は知人に頂いたおさがりを使おうとしたのですが、どうやら少し壊れていたようで、ベルトがすぐ緩くなってしまい、安心して使うことができなかったため新しいエルゴを購入。
私はベビーカーが得意ではなかったので、いつでも抱っこ紐でお散歩に行ってました。
次男が生まれてからもメッシュのエルゴを買ったのですが、1年間毎日使っていたら、少しベルトが緩むようになったので、抱っこ紐はできれば新しいものを買ったほうがいいかもしれません。
ドイツの人は子供にとても優しい
日本で子育てをしたことがないので日本と比べられないのですが、ドイツの人は子供にとにかく優しいです。
優しい言葉をかけてくれるだけでなく、電車にバギーを乗せる手伝いをしてくれたり、子供が電車のなかで泣いても一緒にあやそうとしてくれたり。
基本的に仏頂面な人が多いお役所の人でも、赤ちゃんが一緒だとニコッとしてくれることが多いです。
東京の電車で長男が少し泣いただけで舌打ちされた経験がある私は、ドイツで子育て万歳って感じですね。(家族や友達がいないのは寂しいけれど)
産後のメンタルはヤバい
産後鬱・産後クライシスなどの言葉があるように、産後のメンタルはヤバいわけです。
これは自分ではどうしようもなく、とにかく自分のことを大切にしてくれて優しい言葉だけをかけてくれる環境に置くしかないと思います。
旦那さんがどんなに一生懸命育児をやってくれていてもイラっとするときが必ずあるので、そのときは爆発しないで産後のホルモンバランスが安定しないことを予め伝えておくことが大事です。
少しでも「不快だな」と感じる人からは、産後の一定期間だけでも距離を取ることをオススメします。
完全母乳でも生理はくる
うちの母が私を育てたときも母乳のみだったそうで、「産後は1年位生理は来ないよー」なんて聞いていたのですが、長男のときも次男のときも産後3ヶ月ちょっとで生理がきました。
「お母さん話が違うんだけど!」と言うと
「え!そんなこともあるのね!!」と驚いていました。
やはり誰でも自分が経験したことしか詳しく分かりませんよね。
私は長男のときは10ヶ月、次男のときは9ヶ月母乳だけで育てましたが、あまり関係なかったようです。
生きなくてはいけない
子供が生まれるまでの私は「いつ死んでもいいように毎日を楽しく生きる」がモットーだったのですが、子供が生まれてからは「私の命は私だけのものではない」と強く感じるようになりました。
これはとてもいい意味で自分の人生を見つめ直すいい機会になったなと思います。
例えば子供が生まれるまでは「死ぬのはいつでもできるんだから、辛いことがあってももう少しだけ頑張ろう」という考えでしたが、子供が生まれてからは「私は生きなくてはいけないから、辛いことがずっと続くのは耐えられない。対策を考える必要がある」という違いです。
これは抜本的に大きな変化となり、そのおかげか毎日大変ながらも楽しく生きております。
妊娠出産は未知の体験!
どんなに想像力を巡らせても妊娠も出産もしてみないことには分かりません。
同じ女性同士だって職場で妊娠した人に対して冷たくすることができる位、「分からないもの」なのです。
だからこそあまり心配しすぎず、楽しいマタニティライフや子供との生活を送りたいものですね。
今から出産される方々!応援してます!!
フレーフレー!!
コメント