私は次男を出産後の婦人科検診で、避妊についてどう考えているかの質問が!
何も考えていなかった私は
えっと、何も考えてないのですがどうしたらいいでしょうか?
と答えると子宮内避妊具(避妊リング)かピルをオススメされました。私は20歳からピルを飲んでいるのでピルでもいいかなと思っていたのですが、避妊リングならば毎日ピルを飲む煩わしさから解放される!ということで、そうすることに。
私が通うクリニックではホルモン有りの避妊リングはミレーナ(Mirena)・カイレーナ(Kyleena)・ジャイデス(Jaydess)の3種類で私はカイレーナにしました。
この記事では子宮内避妊具を入れた体験談をお伝えします!
子宮内避妊具って何?
避妊リングとも呼ばれるもので、T字型の小さなプラスチックでできている避妊具です。T字の部分から黄体ホルモンが放出され、妊娠成立を防ぎ、1度装着すれば5年程度有効といわれています。
日本で使われている子宮内避妊具はミレーナのみです。
ドイツ語ではHormonspiraleです!
私は生理のときは基本的にタンポンを使っていたので、使えないのは少し不便。しかし毎月血が出るわけではないのでいいかなと思っています。
私が避妊リングをカイレーナにした理由
私は子宮内避妊具について知識がなかったので、ドクターにいろいろ質問してみると、3種類ともほとんど効果は変わらないとのこと。
ホルモン有りの避妊リングの中では、ミレーナが一番ナチュラルな感じで生理のときの出血も少しあるとのこと。
子供ができてから一人でトイレに行くことができなくなった私は、生理のときの出血が非常に億劫だったので、できればほぼ出血ナシにしたかったんです。
カイレーナとジャイデスはほとんど同じで値段が違うくらいかなとのことだったので、少し安かったカイレーナにしました。
避妊リングをつけたときはどうだった?
私は次男を出産後3ヶ月で入れました。妊婦検診で使う台に乗って、パパパッとすぐ終わりました。少し出血しましたが、家に着くころには止まってました。
痛かったなという記憶がないので、それほど痛くはなかったのだと思いますが、これは元々私が痛みに強いことも関係しており、痛みは人それぞれだと思います。
どちらかというと痛いというより気持ち悪かったなぁという記憶が残ってます。
長男出産前の内診グリグリのほうがはるかに痛かった…!
避妊リングをつけてからの体の変化
カイレーナは生理のときにほぼ出血しない人が多いわ!とドクターに言われて喜んでいましたが、私は少し出血があるときもあります。毎月ではなく、その月によって異なります。
ほぼ出血がなくて、トイレットペッパーにほんの少しピンクのおりものがついたかも…?というレベルの月もあれば、生理5日目くらいの出血量のことも。
しかし生理1日目や2日目のようなドバドバ出ることは一切なくなりました。生理痛は元々重いほうではないですが、現在はほとんどないように思います。
腰が重くなる感じはまだあります。
装着後3ヶ月くらいは妙にイライラすることが続いたのですが、それは産後だからか寝不足だからか、避妊具のせいかは判断しかねるところです。
4ヶ月目から体が慣れてきたようで、不正出血も無くなりイライラも減ったように感じます。
避妊リングはいくらするの?
私のクリニックでは装着してもらうのに100ユーロ位でカイレーナ自体は200ユーロ位。保険適応外で合計300ユーロ程度かかりました。ドイツでは250ユーロから400ユーロ位が一般的のようです。
日本では保険適応外で5万円から8万円程度。結構高いですよね。月経過多などの診断があると保険適応になって1万円ちょっと入れられることもあるようです。
避妊リングをつけた感想
毎日ピルを飲まなくていいのは本当に快適です!飲んだかな?飲んでないかな?ということが無くなったので、心配する必要もなし。
ピルのイメージで生理周期が規則正しくなるのかと思っていたのですが、28日のときもあれば35日のときもあるのでそれは関係ないようです。
避妊リングの避妊成功率は99.8%といわれています。これが多いか少ないかは人によってそれぞれだと思います。
私の知り合いは避妊リングをつけていたけれど妊娠をし、4人目がもうじき生まれるそうです。(どの避妊リングだったかは不明)
女性も自分で避妊するという選択肢もある!
日本では避妊=男性がするものという意識がまだ強いですが、避妊リングは女性が自ら避妊できるという画期的な避妊方法です。避妊リングを挿入後は定期的に位置の確認をしてもらいにクリニックに行きます。(私は半年に1回)
自分のライフスタイルや人生設計に合った避妊方法を考えて、自分の体は自分で大切にしていきたいものですね♪
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