産後はうつになりやすい?超ポジティブな私がうつ病の薬を飲んでいる話

体験談
記事内に広告が含まれています。

この記事は書くかどうか迷ったのですが、世界中で育児に奮闘している一人での多くのママさんパパさんに読んでほしいなということで書いていきます。

誤解しないようお願いしたいのですが、この記事は私の体験に基づく体験記であり、全ての人に当てはまるわけではありませんのでご注意ください。

ぼら
ぼら

こんにちはー!ぼらです!(boralog_0310)

私は2022年1月現在うつ病の薬を飲んでいます。3ヵ月前位から飲み始めて、現在2度目の処方を受けたところです。

基本的に私はテキトーな人間であり、「ま、いっか!」と考える人間だと思っていたので、まさか自分がうつ病になるなんて思いもしませんでした。

産後うつではないの?

産後うつとうつ病はあまり違いがないように思いますが、産後うつは極度の悲しみが産後数週間から数ヶ月続くなどがありますが、私は全くなかったので、たぶん産後うつではないのだと思います。

スポンサーリンク

うつの兆候?身体の異変に気付き始めたとき

身体がなんか変かも?と思い始めたのは、次男が1歳になった後くらいだと思います。ドイツのロックダウンが終わり、夫の仕事が再開し始め、一人で2歳児と1歳児と格闘する日々が数ヶ月位続いた頃から、少しずつ身体に異変が起こりました。

夜中起きると眠れない

この頃次男が夜中の2時、3時に起きることがあり、ベットに行ってトントンすれば次男は寝るのですが私は眠ることができなくなりました。体は眠いはずなのに、目を閉じても頭の中がぐるぐるしてなんだか休まらないのです。

そうして6時くらいまで眠れずに、朝方少しウトウトする生活。だからといって日中に眠れるわけでもなく、1日睡眠時間は4時間くらい。慢性的な睡眠不足が数ヶ月続きました。

スポンサーリンク

何の料理を作ればいいか分からない

これは今思い返しても説明しようがないのですが、冷蔵庫を開けて材料を見ても、何を作ればいいのか分からなくなったのです。いつもなら冷蔵庫にある野菜やお肉を見て、「今日は唐揚げにしよう」「今日は豚肉の生姜焼きにしよう」とアイディアが思いつくのに、その時期はサッパリ思い浮かばなくなってしまいました。

そのため夫に「ごめん、何を作ればいいか分からない」と連絡することもしばしば。夫も私も寝不足で頭が回らないのだろうととくに気にしてはいませんでした。

スポンサーリンク

朝起きて立ち上がると倒れることがある

私は元々低血圧で朝はゴロゴロしたいタイプの人間なのですが、その時期は朝起きて立つと、地球に引っ張られているかの如く床に倒れて動けませんでした。

しかし20秒くらい床と友達になるとその後普通に立てたので、「貧血かなぁ」くらいに思っていました。この倒れているときは全く動けず力が入らない状態でした。

心の上に何か重いものが乗っている

この頃私はいつも心の上に漬物石のような重いモノが常に乗っている感覚でした。常にどきどきするわけではなく、長男や次男が泣き叫んだり、暴力的なドラマや映画や悲しい物語などを見たり聞いたりするだけでも、その心臓の上に乗っているものがどんどん重くなるように感じていました。

スポンサーリンク

何でもないのに涙が出る

多分この頃、毎日涙を流してたかもしれません。それは大きな声で泣きわめくとかいうレベルではなく、一人で「ふぅ」と一息ついたときに、ツーっと頬をつたう感じです。

2人の子供が元気に育って、食べるものにも困らず安全に暮らせる場所もあって、私は何が悲しいのだろうと不思議に思っていました。

産後のホルモンバランスが乱れているんだろうと気にしませんでしたが、今思えば普通じゃないのかもしれないなと思います。

スポンサーリンク

テレビの光が気になる

私はリビングで次男のマットレスの隣に自分のマットレスをひいて寝ているのですが、それがテレビの向かい側なんですね。この頃はテレビのスタンバイの光?(主電源を押すと消えるやつ)が気になって気になってたまりませんでした。

毎日寝る前に主電源を押して完全に暗くしてからじゃないとなんだか安心しなかったのです。

感情のコントロールができない

この時期は生理前になると感情のコントロールがなかなか難しくて、一度怒るとと心の中に熱々のマグマが流れ出したように怒ってしまうことがありました。

基本的に子供たちに頭がくることがあっても「あっそーですかー!」で流せるタイプの私が、「なぁにやっとんじゃああああ!」と烈火の如く怒り狂っていたので、さすがの私も「これはおかしい!」と病院に行くきっかけになりました。

スポンサーリンク

クリニックで話したこと

私はこういう状態のときは精神科に行けばいいのか産婦人科に行けばいいのか分からなくて、とりあえずホームドクターに行きました。

ドクターに話したのは「夜中に目覚めると眠れなくなること」「涙が出ること」の2つだけだったのですが、女医さんは「若いママによくあるわね。うつ病じゃないかしら。」とすぐに診断を下しました。

それはそれはもうちょちょちょーいと、「今日は天気がいいわねぇ」「そうですねぇ」という感じのレベルで「それはうつ病かもねぇ」って感じ。

「もしかしたらPMS(月経前症候群)かなぁ」なんて思っていたので、「うつ病!」「私がうつ病!」と驚きを隠せませんでした。

スポンサーリンク

うつ病の薬を飲み始めて変わったこと

まずはうつ病の薬が合うかどうかということで、1ヶ月間薬を飲み始めました。日本語で検索すると私が飲んでいる薬は夜飲むタイプの薬のようですが、私は毎朝1錠服用しています。

1ヶ月服用してみて正直とくに変化は感じ取れなかったのですが、副作用がないということで3ヶ月飲み続けるに。するとだんだんと体に変化が現れました!

夜中に眠れるようになった

うつ病の薬というのだから、私は泥のように眠たくなる感じなのかなと思っていたのですが全くそうではありませんでした。しかし夜中に子供に起こされても再入眠することができるようになり、細切れでも睡眠時間を確保できるようになりました!!

心が軽い

あんなに心臓の上に漬物石が乗っているようで重かった私の心が、うつ病の薬を飲み始めて2ヶ月後にはとーっても軽くなったのです!

もう何も乗ってない!軽い軽い!これはたぶん夜中に眠れることと関係するのかなと思います。

スポンサーリンク

感情をコントロールできる

生理前になると火山大爆発のようにイライラどっかーんしていた私ですが、今は全くありません!!もちろん毎日の育児にイライラすることはありますが、マグマはもう消火されたようで、怒りで震えるということがなくなりました。

ぼら
ぼら

これは本当によかった!私にとっても、子供たちにとっても。

倒れることがなくなった

うつ病の薬を飲み始めてから倒れることは無くなりました。看護師の友達にうつ病だと相談したときは「自律神経が乱れてるんじゃない?」と言われたのですが、いろいろな要因が重なっていたのかもしれません。

スポンサーリンク

料理が作れるようになった

うつ病の薬を飲み始めてから料理がまた作れるようになりました!!元々料理は下手くそですし、美味しく食べる係のほうが断然上手にできる私ですが、それでも薬のおかげか眠れるようになったおかげか、冷蔵庫を開けて放心状態になることはなくなりました!

涙が出なくなった

これも不思議だなと思うのですが、うつ病の薬を飲み始めてから、あんなに流していた涙がピタリと止まって、今では最後に泣いたのがいつだか思い出せないくらいになりました。

ぼら
ぼら

もう全然泣きません♪

スポンサーリンク

うつ病は他人事じゃない!誰でもなる可能性がある!

私は子供が生まれてから基本的に週5から週6は一人で育児をしています。これは長男が生まれたときから今まで変わっていません。

長男一人のときは長男がお昼寝したら一緒に寝たりと睡眠時間を確保することができましたが、年の離れていない子供が2人いるとそうもいきません。

やっとこさ次男がお昼寝したかと思えばそれぞ全力で起こそうとする長男がいるわけで、子供たちが起きている間の自分の睡眠時間なんて皆無。無理無理。

でもですね、やっぱりですね、人間寝ないことにはどうにもならんのですよ。学生時代はバリバリ体育会系でしたし、レストランで8時間ずーっと動きっぱなしでも頑張れるタイプだったので、体力には自信がありました。

そんな私でさえうつ病になるんです。(正確にはうつ状態かもしれないけれど)つまりうつ病は他人事ではないのです。とくに真面目であればあるほど「こうしなくてはならない」「あぁしなくてはいけない」などとルールが多いため、予測不可能な子育てでは極度のストレスを感じるのだとか。

スポンサーリンク

海外での子育てはとくに孤独に陥りやすい

海外で子育てをしていると言葉の壁もあって、日本にいるとき以上に孤独になりやすいですし、頼れる人がいないという状況に直面する人も多いでしょう。

そんなときは誰でもいいので助けを求めてほしい。

ホームドクターに行くのでもいい、近所の人に話を聞いてもらうのでもいい、誰かに今の自分の状況を話すことで状況は必ず改善していきます。

もしこのブログを読んでいる人で孤独でたまらない人や育児が辛いという人がいたら、今すぐ私にメールしてください。メル友になりましょう♪(え、古い?w)

子供を授かれたことは本当に何にも代えられない有難いことだし、子育ては面白いけれど、眠れないと人間は壊れていきます。

辛いときは辛いと言っていいんです。

助けを求めていいんです。

助けを求めることは恥ずかしいことでもなんでもありません。

大切な子供を健やかに育てるためにも、頑張りすぎないでください。

辛いときに辛いと言うのは、アトピーの人がアトピーの薬をもらうのと何も変わりません。同じ。

きっと子育てに限らず、海外生活を奮闘している人、一生懸命仕事を頑張りすぎる人、誰にだって起こりうることなのではないかなと思います。

スポンサーリンク

うつ病の薬は今回の処方で終わりになる予定です。私も自分が自分に戻ったようで安心しています。

誤解しないでほしいのですが、うつ病の薬を飲む前も飲んでからも基本的に私は元気です!ただちょっと疲れたみたいです。

この記事が100記事目なので、いつもよりパッション込めてお伝えしました。一人でも多くの育児に奮闘するママさんパパさんに読んでもらえたら嬉しいです。

ぼら
ぼら

2022年もぼらろぐをよろしくお願い申し上げます♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました