こんにちはー!ぼらです!(boralog_0310)
私は出産する前にカフェで働いていて、当時の手帳に働いた時間とその日のチップをメモしていました。
久しぶりにその手帳を発見し、1年9ヶ月のチップの合計金額を数えたので公開してみようと思います♪
さて合計いくらでしょうか?♪
お店について
働いていた店は当時でコーヒー一杯2.7ユーロだったかな?超庶民派なお店です。
9時位から24時位まで開いてたと思います。
フードはパスタやピザなどがあるイタリアンカフェでした♪
1回のシフトは大体4時間から6時間で、テラスが混む夏の時期は8時間なことも。当時は学生で(学校はもう行ってなかったけど)月800ユーロまで働いていたので、450ユーロのミニジョブの人よりは長く働けました。
ところでドイツではチップ必要?
これは声をものすごく大にして言いたい。
ドイツではチップ必要です!!
えー?必要ないって書いてあるブログもありましたよ?
それは間違いです。チップ必要です。
ドイツの飲食店の値段設定は他のヨーロッパ諸国と比べて安いですよね。それはチップを置くのが前提だからです。
これからドイツにいらっしゃる日本の皆様、1ユーロでいいのでチップを置きましょう。
ドイツに住んでる高級取りの日本人の方々。そんなに稼いでるなら気前よくチップもお願いします。そうすれば日本人の株が上がります。
「アジア人はチップを置かないから嫌」と実際に働いてて言われたこともありますし、私も働いた感想としては確かにアジア人はチップをくれない傾向にあります。
しかーし!日本から来た日本人のお客様は、チップ文化を知らないだけで「ちょっとだけチップくれたら嬉しいです♪」というと高確率でくれます。(自分より明らかに年上の人)
ええ?自分から言うとかありえなくない?!
そう?もう二度と会わないんだから貰ったもん勝ちだと思うな♪
ということで私はアジア人のお客様だけでなく、中東の方々にも言ってました。
実際に日本から出張で来た方は、ビールしか飲んでないのに20ユーロくれました♪わーい♪
記憶は確かではないですが、ドイツ語を流暢に話すお客様でチップを1セントももらえなかったのは、若いお嬢ちゃんかケチなおばちゃん達ですかね。
たぶん男性のお客様で1セントもチップをくれなかった人はいないと思います。これは働く人が男性であれば、女性のお客様のほうがチップを貰いやすいのかも…?そんなことない?
ドイツの飲食店でチップをたくさん貰うためのポイント
個人で会計するお店を選ぶこと
バイトとして働く上でチップは超超超重要。そら溢れるほどお金がある人で社会経験のために働く人はチップなんていらんわよ!という人もいるかもしれませんが、そうじゃない人がほとんどですよね。
チップをしっかり貰うために一番大切なことは「個人がお財布を持って会計を行う店であること」です。
どういうことかというと、ドイツでカフェに行くと大体が自分の注文を取ってくれた人がテーブルに来てお会計してくれますよね?そういう店ならOKです。
そういったお店では個人の売り上げの数パーセントをお店に払うだけで、残りのチップは自分がもらうことができます。
お店によってはチップを1つの箱に入れて、その日出勤した人で山分けするなんてお店も。
ドイツ語に自信がなかったり、初めてドイツで働くから心配という人はそういうお店のほうがチップをもらえるかもしれませんが、飲食店経験がある人やドイツ語でも問題なしという人は個人のお店のほうが遥かにもらえます。
日本食レストランでは働かないこと
「日本語が通じるし」「自分が知ってる文化だし」ということで日本食レストランで働くことを選びがちですが、日本食レストランはオススメしません。
もちろんきっと私が知らないだけで、スーパークリーンな日本食レストランもあると思いますが、多くの店がそうではないことも事実。
日本食レストランで個人がお財布を持って会計するというお店はなかなかありませんし、その日集まったチップの合計を、サービス6割キッチン4割という横暴なお店も。(私がいた店)
キッチンで働く人の固定給をチップで補おうとしているのが見え見えでマジウザかったです。(ただの愚痴)
一生懸命働くこと
何当たり前なこと言ってんだと思いますよね。でもね、これが一番大事だと思うんです。
ドイツ語がペラペラなドイツ人と一緒に働くわけです。注文のミスをすることもあるかもしれません。
しかし一生懸命働いてればその気持ちがお客様に通じます!!これは本当!!
私はそのお店で働くようになってもちろんミスもたくさんたし、0.5リットルのWeizenビールをお客様にかけてしまったこともあります。
でも誠心誠意謝ると許してくれるんです。本当に。日本だったらあり得ないんじゃないかと思いません?ビールかけられたらキレられますよねきっと。
分かってるじゃないか。ドイツ人はビールをこうやって飲むんだよ。はっはっはー!
と笑って許してくれて、チップも置いてくれました。まじ神。
いや、もちろん全てのお客様がそういうわけではないですが、日本よりもはるかに器が大きい人が多い印象です。
そして一生懸命働いてるとお客様もそれをしっかり見ていてくれるので、ピークの忙しい時間で少し注文が遅くなってもニコッとしてくれます。
たぶん一緒に働いていたナイスバディで可愛いけど適当に働いていたドイツ人の女の子よりも、チップは多かったと思います。(たぶんね)
1年9ヶ月働いたチップの合計金額はいくら?
各月のチップの合計
5月 | 722ユーロ |
6月 | 311ユーロ |
7月 | 475ユーロ |
8月 | 628ユーロ |
9月 | 671ユーロ |
10月 | 599ユーロ |
11月 | 523ユーロ |
12月 | 594ユーロ |
1月 | 337ユーロ |
2月 | 505ユーロ |
3月 | 548ユーロ |
4月 | 549ユーロ |
5月 | 437ユーロ |
6月 | 568ユーロ |
7月 | 270ユーロ |
8月 | 582ユーロ |
9月 | 463ユーロ |
10月 | 458ユーロ |
11月 | 345ユーロ |
12月 | 502ユーロ |
そしてその次の1月に196ユーロ貰って、妊娠してクビです!←
1年9ヶ月の合計金額
チップの合計金額は10283ユーロです!
予想よりどうでしょうか?多いですか?少ないですかね?
チップが少なかった月は休暇の月ですね。だいたい週3から週4働いてこの合計です。
閑古鳥が鳴いてるものすんごく暇な日は、2時間しか働かないでチップ10ユーロなんて日もありました。
個人的にはこのお店の前のお店(日本食レストラン)がひどすぎて、このお店では楽しく働けました。(クビになったけどw)
ドイツでチップを貰うにはお店選びが大切!
チップは税金がかかりません。貰ったそのまま懐に入れられるんです。超嬉しくないですか?
飲食店はドイツ語の練習になりますし、運動不足になりがちなドイツ生活の悩みも解決してくれてまさに一石二鳥。
これから飲食店で働こうと考えてる人は参考にしてみてくださいね♪
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