ドイツの幼稚園事情!日本人親子の場合はどう?ドイツ語能力は?

子供関連
記事内に広告が含まれています。
ぼら
ぼら

こんにちはー!ぼらです!(boralog_0310)

もうすぐ長男がKindergartenに通い始めて1年が経つので、慣らし保育のときからこの一年を振り返りたいと思います。

スポンサーリンク

ドイツは幼稚園も保育園も同じ!?

ドイツでは日本のように幼稚園と保育園で管轄が違うということがなく、一貫してJugendamt(青年局)の管轄です。

そのためKindertagesstätte(Kita)のことを幼稚園と言ったり保育園と言ったりするのだそう。

私は幼稚園と呼んでいます。

ドイツの幼稚園事情は州によって異なる

「ドイツ 幼稚園」で検索してみると、「1歳から入れる人が多い」と書いてあるブログをいくつか見つけましたが、これは州によって違うようです。

私が現在住んでいるプファルツ州では、原則2歳から子供を受け入れるKitaが多いです。

我が家の長男も2歳になってから通い始めましたが、これはプファルツ州内であれば2歳以上の子供は無料でKitaに通えるためかもしれません。

ちなみに1歳から預けたい場合にはプライベートスクールなどもありますが、フルタイムで預ける場合は最低でも月1000ユーロ以上かかるところが多いようです。

スポンサーリンク

ドイツの幼稚園の慣らし保育について

長男が慣らし保育を始めた2020年の秋は、まだ両親が共に働いていない場合は半日(Teilzeit)8時から12時のみ預けることができました。

※2021年7月からプファルツ州の法律が変わり、プファルツに住んでいる全ての子供は希望すれば幼稚園でお昼を食べて、午後まで幼稚園にいれるようになりました。

慣らし保育1週目は45分から1時間。母も同じ空間。

1週目は新しいおもちゃを見つけて遊べるのが楽しかったようで、毎日楽しそうに幼稚園に行きました。

2週目は2日で15分毎のばしていく

2週目の1日目と2日目は1時間15分、3日目と4日目は1時間半という風に、まさかの15分毎時間を長くしていくというシステムで、次男を抱っこ紐で抱えながら説明されたときは白目になりましたが仕方がないです。

2週目はなぜだか朝「行かなーい」と行き渋るようになりましたが、行けば楽しく遊んでました。そのとき私は別室で待機。

スポンサーリンク

地獄の3週目と4週目

3週目は1時間45分から2時間でしたが、幼稚園に向かうときから到着して入るまで、入ってからもまぁーそれはそれは泣いてらっしゃいました。

ここらへんで「ヤバい、ここに連れてこられると母ちゃんがいなくなる」というのを察知したんでしょうね。幼稚園の入口で先生に引き渡すときにめちゃめちゃ泣かれて、本当に心が痛かったです

4週目はなんとか2時間から2時間15分になりましたが、それでも結構泣いていました。

4週目には他にも新しい慣らし保育の子供が入ってきたので、私は自宅待機。

普段あまり泣かない子だったので、余計に可哀想でした。長男があまりにも泣くので、4週目は一度時間の前に幼稚園から電話がきてお迎えに。

慣れた頃にロックダウン

その後は長男も徐々に慣れていったようで、「ここで遊んでてもそのうちちゃんと母ちゃんは迎えに来る」というのを理解したようで、少しずつ泣かなくなりました。

しかしコロナの影響で通い始めて2ヶ月半が経過し、やっとイイ感じに慣れてきたかなーと思った頃からロックダウン。

園長先生
園長先生

可能な限り家での保育をお願いします。

とのことで、その後2ヶ月半は幼稚園に行けませんでした。

ぼら
ぼら

ががががーん。せっかく慣れてきたのに…。

なんて思っていましたが、幼稚園のルールが徐々に解除されはじめ、「1週間のうち2日来ていいよ!」というルールになり、3週間だけ火曜日と水曜日のみ通いました。

母の心配もなんのそので、毎週2日間しっかり楽しんできたようで「楽しかった!」と言うように!いえい!

スポンサーリンク

慣らし保育っていつ終わるの?

その後は11時半にお迎えに行くようになり、3時間から3時間半幼稚園で過ごしました。

もうこの時点で慣らし保育が始まって実に7ヶ月!!

慣らし保育が終わると子供の担当の先生との話す機会があるんだそうですが、7ヶ月経ってもなにも言われなかったので、担当の先生が忘れていたんだと思います。

担当の先生はめったに玄関にいないので他の先生に訊ねたところ、コロナの関係で息子の担当だった先生は他のクラスの担当になったから、息子のことは全然見ていないのだとか。

ぼら
ぼら

はい?そんなことある?じゃあ誰が見てたん?

だから息子行きたがらなかったんじゃないの?!

このとき私は幼稚園に対し不信感を抱きましたが、元々大雑把な幼稚園だったので仕方ないなと諦めました。

そして他の先生と5月上旬に話しをし、無事慣らし保育終了です。

ちょっと愚痴

この先生と話したとき、「担当の先生についてはどうでしたか?」っていう質問があったんですよ。

本当は「息子のことを見てくれていないという不信感を持ったし、クラスが変わったならそれを私に伝えるべきだったのではないか」と言いたかったのですが、私が文句を言って長男が冷たい対応をされたら嫌だなと思い簡単にしか言いませんでした。

ぼら
ぼら

くう。私ってば日本人ー!

スポンサーリンク

ドイツの幼稚園に入ってからの息子の変化

なぜか日本語が大爆発

2歳の誕生日の時点では息子が正しく話せる言葉は両手で数えられるくらい。意思疎通はできるものの、自分の意志をガンガンに伝えてくる子供ではなく、どちらかといえばマイペースな子供でした。

しかし幼稚園に通い始め毎日ドイツ語シャワーが始まると、なぜか日本語が大爆発。2ヶ月半の間にずいぶんしっかり文を話せるようになりました。

ぼら
ぼら

これはどういうことなの?w

夜泣きがヤバい

長男は生後9ヶ月から2歳になるまで自分で自動的にリズムを整えたらしく、19時から7時は寝る時間と決めたらしく、通しで寝ることがほとんどで夜泣きというものをしたことがなかったんです。

しかし幼稚園に通い出したとたん、夜中4回から5回起きる日々が始まり、次男も何度か起きたりしたので母は眠れない1ヶ月間でした。

ぼら
ぼら

結構きつかった…。

夜驚症みたいにどうしようもなく暴れることも何度かありました…。

そのときの母は屍…。

新しい環境に置かれて不安や心配が爆発したのでしょう。いやーまじで大変でした。

しかしこれも長男が慣れていくのと同じく徐々に減っていきました。

幼稚園に通い出して1年経った現在も、寝かしつけるときは自分のベットですが、夜中の1時や2時に起きた後はパパと一緒に寝ています。(私はリビングで次男の隣のマットレス)

スポンサーリンク

イヤイヤも同時に大爆発

幼稚園に行けばやはり自分の思い通りにならないこともあるのでしょう。

他の子に意地悪されてもやり返さないタイプなので、ストレスに感じることもあるのだと思います。

その分お家でのイヤイヤが大爆発です。

これ食べる、食べない。これ着る着ない。あっち行きたい、行かない。

頭は大丈夫か!!!と怒鳴ったことは数知れず。

ぼら
ぼら

現在は「はいはーい!おっけーでーす。やめましょー」と全て放棄!

でもなんとなく、イヤイヤ期のピークは過ぎたような気がします。(願望かな←)

一生鼻水が出てる

幼稚園に行き始めて鼻水が出ることが増えましたね。

ドイツの人って基本的に超換気するじゃないですか。さらに今はコロナですもの。冬でも窓が開いているわけですよ。寒いわけです。

我が子たちは体強めキッズなので熱は出ないものの、一生鼻水が出てますね。

ちなみに長男が鼻水で始めると、もちろん次男もつられて鼻水で始めますので、母はずーっとティッシュ片手に日々過ごすことになります。

長男が通っている幼稚園は鼻水がたくさん出ている子供は通園禁止なので、どうにか鼻水出ないでほしい…。と毎日思ってるところです。

スポンサーリンク

ドイツ語能力は?

我が家は日本人家庭なので基本的に家では日本語で話しますが、長男が赤ちゃんだったころからドイツ語の絵本を読み聞かせていましたし、ドイツ語の歌も毎日歌っていたので、ドイツ語を理解することはできていたようです。

しかし自分がドイツ語で話す機会がなかったため、幼稚園に通い始めてもまだ頭の中のドイツ語のコップはインプットのほうに力を入れていた模様。

それが夏休みあけから8時半から15時まで幼稚園にいるようになって爆発し始めたようで、ドイツ語力が一気にぐぐっと上がりました。

・簡単な文を言えるようになった

・言われたドイツ語をリピートできるようになった

・耳でちゃんとドイツ語を聞いている

幼稚園で遊ぶ時間が増えたので、私たちと砂場遊びやレゴをしても、長男の頭の中が「遊びの時間=ドイツ語」となるようで、ドイツ語で話すことも増えました。

Mama! Nicht weg machen!Nein Nein!と言われた日には感動しました。

keinを使えたときやeinerなどの変化を言われた時はもう驚き、最近は毎日新しい単語を覚えているようで、感動する毎日です。

スポンサーリンク

日本人家庭でも大丈夫!子供はたくましく生きていく!

私は家庭でドイツ語を話さないと子供が幼稚園に入ったときに困るのではないかと思っていました。実際長男は最初はドイツ語を話せなくてストレスだったかもしれません。

しかし子供を見ていると、持っているポテンシャルが計り知れないなと思うばかりです。

親が心配するよりも子供は強くたくましくサバイブしてくれます。

あんなに小さくてふにゃふにゃだったベビーが、一人で幼稚園に入っていく姿を見ると毎朝ジーンときますが、毎日楽しく過ごしてくれているようなので何よりです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました