こんにちはー!ぼらです!(boralog_0310)
産後って「女性は女から母になる」「夫に興味を持てなくなる」などいろいろと言われていますよね。
私自身出産する前から「どうなるんだろう?」と不思議な気持ちと不安な気持ちがあり、いろいろと調べていました。
そこでこれから出産される方や現在産後で「産後の夫婦生活に不安な気持ちがある」という方に向けて、私や私たち夫婦がどうだったかという体験談を紹介します。
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産後の性欲減退がレスに繋がる?!
株式会社TENGAの調査では産後の女性の実に70%が「性欲が減った」約20%が「全くなくなった」というのに対し、男性は63%が「増えた・変わらない」と答えました。
そりゃそうだ!男性は子供生んでないんですもの。
性欲減退しないでしょうよ。
産後女性の性欲が下がる原因
女性の性欲にはエストロゲンという女性ホルモンが影響しており、産後はエストロゲンが急激に低下するそうです。
マネー現代
エストロゲンが下がると膣分泌液が出づらくなり、濡れにくい状態になります。それだけではなく、髪の毛が抜けやすくなったり、体型が変わりやすくなったりします。
マネー現代
「脳の記憶」も重要
マネー現代
また、ホルモンによる体の変化について知らず、パートナーが無意識のうちに「太った?」「抜け毛が多いね」などと茶化してしまうと、信頼関係にヒビが入ってしまうということもありえます。
マネー現代
ふむふむ。つまりホルモンの影響だけでなく、濡れにくい状態で行うことでマイナスのイメージを持ってしまうこともあるし、パートナーによる心無い一言にカチンときてしまい少しずつ溝ができるという感じなのかな。
産後レスにならないために気をつけたこと
私は以前付き合っていた人と知らぬ間にレスになっていたこともあり、レスはカップルを不仲にする大きな原因のひとつだと実感しているため、どうにか産後レスにならないようにしたいと思っていました。
そのために私が意識していたことを紹介します。
全てのことをパートナーと共有する
今思い返して一番良かったなと思うことは、私は妊娠中に調べたことや妊娠を通して感じる気持ちを逐一夫に伝えていました。
妊娠した人の1割は流産するんだって。
ふむふむ。それは辛いよね。
赤ちゃんの服ってどうすればいいんだろう?!
今度ベビーストアに行ってみようか!
出産のときにおまたを切ることもあるんだって!!!
(正確には会陰ですね)
ええ!それは怖いね!!
こんな感じでなんでもかんでも調べたことや不安に思ったことは夫に伝えていたのです。私だって初めての出産で分からないことだらけなんだから、夫も全く分からないわけですよ。
ましてやお腹に自分の子供が入っていない男性にとって、女性の変化に気づけなんて言うのは不可能。私だって何も言ってくれれないのに理解しろと言われても分かりません。
しかしこうやって何気ないことでも夫と共有したことで、「私の不安」が「夫婦の不安」になり、「私の辛い気持ち」が「夫婦の辛い気持ち」になったんじゃないかなと思います。
可能な限り検診にはパートナーと一緒に行く
これは私が希望したことではなく夫が希望したことなのですが、我が家は妊婦検診に夫も必ず一緒に行きました。一緒にこれなかったのは実に1回だけ。他は必ず夫の仕事が休みの日に検診の予約をしていました。
後から思えばこれはすごくいいことだと思うんですよね。男性は自分が妊娠しない分「父親になる」という感覚をどうしても持ちにくいですよね。
検診に毎回一緒に行くことで胎児の成長を一緒に見ることができ、少しずつ自分の中で「俺が父ちゃんになるんだ」と気持ちが芽生えていったのではないかと思います。
私は長男を妊娠中、臨月の4週間前に切迫早産気味と診断され、私より夫が心配にしていました。検診でドクターから夫に「彼女は絶対安静。ソファーから動かないこと。あなた料理できるから問題ないね」と言われたことで、せっせと家事をしてくれました。
夫婦生活についてオープンに話す
私たち夫婦は子供ができる前から夫婦生活についてオープンに話しています。
「どういう雰囲気でしたいか」「どのポジションだとキツイのか」など、具体的に話すことも多いです。
全ての人に当てはまることではありませんが、日本人同士だとなかなか夫婦生活についてオープンに話すことって難しいですよね。とくに女性から話すのは勇気がいる人もいるかもしれません。
しかしカップルにとって切っても切り離せないテーマであり、話し合う癖をつけておくと何か問題が起こったときにも話しやすいので非常におすすめです。
しかしこれは夫婦生活についてパートナーが話すことについて茶化さないことや話に応じることが前提条件です。
男性のなかには「そんなにしたいの?笑」「今疲れてるから」とぶっ飛ばしたくなる返答をしてくる人もいるかもしれません。
そういう人に対してはいかにパートナーシップにおいて大切なことなのかを淡々を伝えていくしかないのかなと思います。
もしくはパートナーの知り合いに頼むとかね。
産後は絶対に無理をしない
ドイツでは産後6週間後のコントロールで問題なければ夫婦生活を再開してよいと言われています。(日本では1ヶ月検診後OKですかね)
しかし!出産してたかが6週間でしたい女なんてこの世に数えるほどしかいないわけですよ。大多数が初めての出産・育児でてんやわんやなのに加えて、エストロゲンが急激に減少することで何気ない一言にカチンときたり、不安になったりしやすい時期なわけです。
そーんな時期に「産後でもしないとレスになっちゃう」「パートナーに嫌われたくない」などと無理してしようとすると、「したくないのにした」というマイナスな記憶が残ってしまいます。
上記にもあるように性欲には「脳の記憶」が大切でしたね。そう、無理をするとどんどん性欲が減退してしまう可能性大なのです。
ではパートナーがしたいと言ったときはどうすればいいのか。
それはもちろん話し合いです。
「産後でいろいろと気持ちがごっちゃになっていること」「会陰の傷が痛むこと」「ホルモンのせいでそういう気持になれないこと」を淡々と説明しましょう。
これを感情的になって「そんなことできるわけないでしょ!」「子供がいるのにありえない!」なんて叫んでしまうと夫婦関係にどんどんヒビが入ります。
男性側も勝手に「相手はしたくないはず」と決めつけないで、産後の夫婦生活についてパートナーに気持ちはどういう状態か、自分はどうすればいいかを優しく聞いてあげるといいかなと思います。
パートナーの気持ちも考える
私は女性なので女性目線でしか話せないのですが、パートナーは普通にですよね。(うちの夫は産後同じように減退してましたがw)
それは健康的な男性であればごく当たり前なことで、責めるべきことではありません。
私はどうすればいいかなと思ったときに「今は赤ちゃんのことで精一杯でどうにもならないんだけど、あなたのことは大好きだよ」と気持ちを夫に伝えていました。夫からするとそれで「安心」するのだそう。
男性のなかには「営みを断られる=自分のことを嫌いになった」と思う人も少なくありません。そうなるとどんどんこじれていくので、「あなたのことは好きなのだけれど」という気持ちを伝えることは非常に大切なことだと思います。
【体験談】我が家の産後の夫婦生活について
長男を出産後
長男を出産した後は感覚的に1ヶ月くらいアドレナリンが出てる感じがしました。そのおかげで最初の1ヶ月はどんなに眠れなくても何にも問題なかったんですよね。
産後6週間が経ってコントロールでも問題なし!ということで、よっしゃやってみるか!という感じで我が家はトライしてみました。(色気はゼロでございます)
しかーし!出産のときに会陰切開をして、それを縫ってくれた先生がたぶんめちゃくちゃ下手だったため、会陰付近に刺激を与えると超絶痛い!
ごめん!痛い!これは無理だ!
了解!!
という感じで早々と諦めました!!笑
いや、まじで痛かったんですよ。会陰の部分を触るだけで。その状態がしばらく続き、週に1回トライするものの、痛みを感じずにできるようになるまで半年以上かかったと思います。
会陰の痛みがなくなるにつれてポジティブなイメージを持てるようになり、性欲が戻ってきたというよりは「営む気持ちの余裕がある」感じになりました。
痛みを感じる場合はジェルを使ってみるのもいいのだとか♪
次男を出産後
次男を出産後は長男のときと違ってアドレナリンが出てる感覚がなく、もーめっちゃ眠い!!
しかし生まれたばかりのときの次男は結構寝る子で最初は私もそんなに大変ではなかったです。
そしれ産後検診でOKが出て、さ!いっちょやってみますか!という感じでトライしてみると、会陰切開をしたものの会陰があんまり痛くない!ということで、すんなりできました。
しかーし!ここで大きな問題が。長男の産後は気持ちのアップダウンはあるものの、「したくない」的な気持ちにはならなかったのですが、次男出産後は「どうしてもその気持ちになれない」という気持ちがあって、「週に1回はやってみよう」とトライしようとはするものの、一筋縄ではいかないことも。
夫は私を責めたり冷たい態度を取ったりすることは一切なく「不安だよね」「大丈夫だよ」と優しくしてくれるのですが、その気持ちに答えられないことにも罪悪感を感じる私。
スキンシップを取り入れた!
そこで私たちがやってみたのが「スキンシップを取り入れること」でした。具体的に何をしたかというと、服を脱いでただ抱き合ってみたり、寝るときに手を繋いだりしました。
そうすることで夫の体温を感じ、気持ちが安心する感覚を覚えました。たぶん小さい子供2人のお世話を目まぐるしくしているなかで、自分が気が付かないことで常に気を張っていたのかもしれません。
あったかいなぁ。と感じることで気持ちがホッとして、それから夫婦生活を行うことができるようになりました。
現在の夫婦生活について
我が家では現在とりあえず週1夫婦生活を持つことを意識しています。これは無理やりやっているわけではなく、一度しなくなると再度したくなったときに非常に難しくなるだろうなという認識をお互いが理解しているからです。
とはいえ、子供が2人いるのに必ず週1できるの?と言われると100%実行できているわけではありません。子供が起きてしまったり、体調がすぐれなかったり、疲れていたりとできないことももちろんあります。
そんなときは無理せずその気持ちを相手に伝えるようにしています。
すまん!寝不足が続いてるからとにかく寝たいよー!
でもベースは週1はやろうね!という意識で生活しています。
パートナーシップのためには話すことが大切
レスって思っている以上に悩んでいる人が多いんですよね。みんな話さないだけ。
カップルによっていろいろですので、お互いがしなくても問題ないカップルはそれで全然問題ないわけです。
問題なのは片方が拒否して断られた方の気持ちを考えられないこと。
男性が拒否する場合も女性が拒否する場合もありますが、それでは夫婦関係がギスギスしてしまって当たり前。
産後レスにならないためにも夫婦生活について、妊娠出産について、なんでもパートナーと気持ちをシェアできる関係を作っておけるといいですよね。
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