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【体験談】ドイツに住んで自分が変わったと思う9つのこと

ドイツ生活
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ぼら
ぼら

こんにちはー!ぼらです!(boralog_0310)

ドイツに住所を置くようになってから既に10年の歳月が流れ、そのなかで自分が変化したなと思うことがたくさんあります。きっともっとあると思うのですが思いつくものを紹介させてください。

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ドイツに住んで自分が変わった9つのこと

大きな声で話せるようになった

私は小さい頃から声が小さく、大きな声で話すことがとても苦手な人間でした。家の電話で「はい、もしもし」と言うときも、声が小さくて父に何度怒られたか分かりません。

子供の頃は大きな声が怖いというか、男性でも女性でも大きな声の人は苦手だったんです。

ところがどっこい、ことドイツにおいて私は、ドイツ語も流暢ではない外国人。そんな人がもごもご話していてはまっっったくお話になりません。ただでさえ通じないドイツ語が一切通じなくなってしまうのです。

どんなにドイツ語が間違っていようとも、大きな声で愛嬌ある表情で話すと、相手も分からないなりに分かろうと歩み寄ってくれる感じがするんですよね。

ですのでこれからドイツで生活する皆様、キーワードは「大きな声で元気よく」です!

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自分の意見を言えるようになった

ドイツにくるまで基本的にいろいろなことが「どうでもいい」人間だった私。様々な物事に対し、意見を持つという習慣がありませんでした。「私に関係ない」「そんなの興味ない」とほっとんどのことを右から左へ流す人生。チリのような存在でした。

しかしドイツに来てからは「どうでもいい」「なんでもいい」というのは意見として見なされないので、いろんなことに関心を寄せるようになったのです。

「自分の意見を言う」って、結構習慣をつけなくてはできないことではないでしょうか。自分の意見を言うと怒られると思って育った私にとって、最初すごく難しいことでした。

しかし意見を持つということ自体はそんなに難しいことではないんですよね。

「今日の夕飯何食べたい?」「ハンバーグがいい!」「次の休暇はどこに行きたい?」「イタリア!」的な雰囲気から始めて、「このニュースについてどう思う?」「この問題に対してドイツと日本ではどういう違いがある?」など、自然と自分で自分に質問するようになったのです。

自分で自分に質問するという習慣がつくと、外で誰かと小話するときや話しかけられたときなどに自分の意見をサクッと言えて、外で話しかけられるのがすこーしだけ楽しくなりますよ♪

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人からどう思われるか気にならなくなった

私は周囲の人からどう思われているのかすごく気になる子供でした。だから常に自宅学習はたくさんやって褒められたいと思っていたし、英語弁論大会や独唱大会などは積極的に参加し褒められるように努力しました。

しかしですね、人からどう思われるかって結構どうでもいいことなんですよね。私が大好きな「クレイター先生の最後の授業」という本で「君のことを全然気にしていない人の評価を君はどうして気にするんだい?」的な言い回しがあるんです。

これって究極の真実だと思いませんか?自分が想像している以上に周囲の人は私のことに興味がないし、批判しようともしていない。それなのに私はどうしてこんなに褒められようとするのだろうと思ったのです。

とくにドイツは個の存在がなにより大切ですよね。だから自分という存在に根拠のない自信がある人が多いし、どうでもいいことでもしっかり意見する。これって生きていく上ですごーく大切なのことではないでしょうか。

自分の存在を大切に思えない人は、他人のことはもっと大切にできないのかなと思います。

自信がない人は「今日も生きて私はエライ!」と自分で自分を励ます練習を毎日すると、知らぬ間に以前より自信が持てるようになるはずです!!

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自分と対話できるようになった

ドイツに住み始める前は自分の人生だけれど自分の声はあまり聞きませんでした。「あの子がこうだから私もこう」「今はこれが流行ってるから私もしなくては」というように、自分の心の声にはあまり耳を傾けずに生きてきたんですよね。

しかしドイツにいると日本にいるときより遥かに時間の流れがゆっくりなので、自然と自分と対話するようになった気がします。イライラしたりモヤモヤしたときは思いっきりストレッチしながらぼーっとして、心の中に浮かんだ気持ちについてのんびり考えたりしています。

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全ての人は素敵!

私東北ド田舎もド田舎、田んぼのど真ん中で生きてきた人間ですので、「出た杭は打たれる」環境で成長してきたわけです。でも私物申したいのです。

ぼら
ぼら

「人間だれも同じなんてあり得ないんだから違って当たり前じゃーん?」

「自分に自信がある人」は「ナルシスト」といわれ、

「可愛すぎる人」は「ぶりっこ」といわれ、

「太っている人」は「デブ」といわれ

「勉強が得意な人」は「ガリ勉」と形容されることが多々あります。

いいじゃんそれで!別にイイじゃん!自分のこと大好きなことは素晴らしいし、ぶりっこできる能力もすごいと思う。太ってるのは愛嬌があるし(健康ならば)、ガリ勉できるなんてもう超すごい!!

ドイツで生きて多種多様な人、様々な人種、いろいろな経験を得て本当にそう思うのです。

私の口癖は「すごい!!」「素敵!!」なのですが、軽く言っているのではなく、本当に出会う人出会う人が素敵なんです。

自分は他人と比べて秀でたとこが何もないと思っているあなた、大丈夫です。そのままで十分素敵です。

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日本って素敵だなと思うようになった

私にとって日本は母国ですが、すごく息苦しい世界でした。「空気を読め」「体調が悪くても仕事は休むな」「上司の命令は絶対服従」「休暇なんてとるつもりないよね?」「25歳をすぎたらなんたら」「30歳で結婚してないなんてうんたら」と、

うううううううるさーい!!

って感じ。しかしね海外に住むと日本のいいところがたーくさん見えてくるわけです。

「ごはんが美味しい」「基本的に安全」「街にゴミが落ちていない」「1を100にするのが得意」「エンターテイメントがたくさんある」

など、たくさんいいところがあります。どこの国にもいいところとそうじゃないところはありますが、一度外から日本を見たことによって日本のいいところを再認識することができました。

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人に話しかけるようになった

こうみえても私はシャイな人間です。(いや過去形かも)

どんなに道に迷おうとも自分から人に話しかけることなんてできなかったのです。

しかーし!ドイツに住んでからというもの、分からないときはすぐに聞きます。それはもう光の速さで話しかけます。その習慣がついてから日本に帰ってきたときも、空港の人にもお店の人にもすぐに!即座に話しかけるようになりました。

ドイツではなんでもない小話をすることで関係性が出来上がっていくことがあるので、この習慣は自分でも気に入っています。

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堂々と鼻水をかめるようになった

はい、これはドイツ在住の日本人のみなさんあるあるではないでしょうか?!

ドイツでは公共の場で鼻水をズルズルと吸っていると「ティッシュいる?」と言われるほど鼻を吸う行為は相手を不愉快にさせます。

日本では人前で鼻水をかむなんて、とてもじゃないけど恥ずかしくてできなかったのですが、今はドイツに住み始めてからブルドーザーのようにぶぶー!とかめるようになり、鼻がムズムズしていることのほうが不快に感じるようになりました。

ぼら
ぼら

でもね東京の電車の中でぶぶー!と豪快に鼻をかむとしゅんごい見られるのでご注意ください。

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全てに感謝できるようになった

私のようにその国の言語が流暢ではなくて外国に住むということは不便この上ないわけです。その国の文化や習慣に慣れるまで頭のなかはずーっと緊張するし、体も慣れないし、郵便物は来ないし、工事の人も来ないし、外国人局は冷たいし、最初はなーんもいいことないように思えました。

しかし、不便なときって自分が生かされてることに気付けるときだなと思ったのです。誰かが助けてくれて、誰かが支えてくれたからこそ今の自分がある。それは当たり前のようでとても尊いことではないでしょうか。

空が青くて心が躍る、太陽がまぶしくて元気が出る、覚えたドイツ語を使って相手に通じた、子供が今日も元気、何気ない一つ一つのことが全て繋がっていて、全てのことに感謝したくなるようになりました。

ぼら
ぼら

いつも支えてくださる読者の皆様、Twitterの方々、本当にありがとうございます!!

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自分の人生は自分次第!

ドイツに住んでから自分が変わってよかったと思うことがたくさんあります。外国人として海外に住むというのは、相当なメンタリティが必要で、耐え切れないほどの孤独を感じることもあります。

でも人生は待ってくれない

止まってくれない

自分の人生が一時停止されているように感じるかもしれないけれど、それでも時間は過ぎていきます。

それなら泣きながらでも前を向いて、自分がどうしたいのか、今の自分には何ができて何がしたいのかをとことん詰めてみるのもいいですよね♪

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