日本人は優しい!?厳しい!?在外日本人が一時帰国して感じること

体験談
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ぼら
ぼら

こんにちはー!ぼらです!(boralog_0310)

日本人って優しいと言われますよね。テレビで日本に旅行に行った外国人の人のインタビューなどを見ても、「日本人は優しい」と答える人が多い印象です。

しかし一方で海外に住んでいる日本人が日本に一時帰国すると、「あれ?」「ん?」と思ってしまう場面に出くわすこともしばしば。

そこで今回はその違和感について考えてみることにします。

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日本人が優しいと思われる場面

まずは日本に旅行に行ったことがある外国人がよく言う日本や日本の様子について考えてみます。

道に迷ったらとても丁寧になって教えてくれる

よく聞くのが日本で道に迷ったらとても丁寧に教えてくれるということです。2023年現在では都会であれば英語表記も増え、比較的に場所を探すのも楽になったと思いますが、それでも日本語ができない外国人にとって難しいこともありますよね。

そんなときに日本人に道を聞くと、とても分かりやすく教えてくれるようです。義務教育で英語を勉強しているとはいえ、自分が英語を話すことに慣れていない日本人は多いはず。

それでも自分が知っている単語で精一杯相手に伝わるように説明するのが、外国人からすると優しいと思うのだとか

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旅行中に困っていることを話すと親身になって教えてくれる

日本語や日本の文化、システムをよく知らない外国人にとって、日本旅行は未知の世界。私は日本人ですが、久しぶりに一時帰国したときに、至る所にある飲み物の自動販売機がハイテク化しすぎて、逆に支払い方法が分からないなんてこともありました。

日本人の私でもこういうことがあるのだから、外国人旅行客はもっとそうかもしれません。

そんなときに日本の人に「これはどうやって使うの?」「渋谷まで行くにはどのチケットを買えばいいの?」などと困っていることを話すと、親身になって教えてくれる姿が優しいなと感じるそうです。

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どこに行っても街がキレイ

これは本当にそう!日本はどこに行っても街がキレイ。基本的にごみをポイ捨てするという習慣がない人が多いんじゃないかと思います。(もちろん全員ではないけれど)

サッカーワールドカップのときも、日本のチームとファンだけがスタジアムを去るときに掃除して帰っていったという話も有名ですよね。

観光地などの旅行者が接する人々が基本的に笑顔

そしてなんと言っても日本人の笑顔レベルって高いですよね。基本的にサービス業の人は隙のない笑顔。別名営業スマイル。

だとして!仮に営業スマイルだったとしても、にっこり笑ってくれた方がサービスを受ける側として嬉しいですよね。

とくにドイツに住んでいるとキレイな人でもぶっきらぼうなサービスが多いですし、そういう環境から日本に行くと「そりゃあ優しいと思うよな」と納得します。

ぼら
ぼら

私もこの間JALのお姉さま方の目尻に笑顔のシワがある感じを見て、本当に素敵だなと思いました。

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日本人は厳しい?!一時帰国すると感じる違和感

さて、日本人は優しいはずなのに、どうして在外日本人が一時帰国すると「日本人って優しくない」と思ってしまうのでしょうか。※私の個人的な意見です

まず大前提として私は道に迷っている人がいれば教えようと努力するし、困っている人がいれば助けます。だからそのことに対して特別「優しい」と感じることは少ないかもしれません。

つまり日本生まれ日本育ちの私からすると上記のことは当たり前であり、そういう一つ一つの出来事が印象に強く残らないわけです。だからこそ日本で体験する厳しい面が強く心に残ってしまうのかもしれません。

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交通機関などで少しでも子供が騒ぐと「うるさい」と言う人がいる

私は子育て中です。現在長男4歳次男2歳になりました。

この他にもまだ長男が1歳3ヶ月の頃に一時帰国した際、飛行機の時間の関係でラッシュアワーの時間帯に被ってしまいました。

抱っこ紐で東京の電車に乗ったとき、長男が少し「あーあー」と声を出して遊んでいました。そのとき聞こえてきたのが「チッ」という舌打ち。

ショックでした。本当にこんな風に子供に対して、私たち親に対して嫌悪感を示す人が存在するのだと知って心からショックでした。

ぼら
ぼら

「なるほど、だから電車に子連れの人がいないのだ」と納得した出来事です。

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子育て中の人に対して寛容さが欠ける

上のことと似ていますが、日本人というか日本が子育て世代に厳しい側面があるように思います。「仕事をしている人間こそ偉い」といわんばかりの雰囲気。なにそれ?

子供ってすぐ病気になるし、怪我もするし、電車やバスにやむ負えなくラッシュアワーの時間でも乗らなければならない人もいるでしょう。

子供のことだけで手一杯なのに、それに加えて舌打ちをされたり文句を言われようものなら泣きますね。

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交通機関の優先席の意味を理解していない人がいる

今回の一時帰国で強く思ったのが、交通機関の優先席の意味を理解していない人が多いことです。

東京で移動中に次男が眠くなって「座りたい!!」と泣き出したとき、私たちは優先席の隣に立っていました。しかし優先席に座っている人はこちらのことなんか一切無視。スマホとにらめっこしているか寝ていました。

次男が駄々をこねて即座に席を譲ってくれたのが優先席じゃない席に座っていた女性です。私たちが電車に乗ってきたときからチラッとこちらを確認して、すぐに席を譲ってくださいました。

私が言いたい事が伝わっているでしょうか。。席を譲ってほしい!と言ってるのではなく、優先席なのに譲り合えないことが悲しいのです。

ぼら
ぼら

日本の隣の国韓国では、優先席には絶対に座らないそうですよ。

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日本人は優しいけど寛容でない部分もある

日本人の国民性といいますか日本人のベースとして、優しさって細胞に組み込まれていると思うんですよね。日本の学校に行けば「他人の気持ちを考えよう」という教育を受けるので、良いか悪いかはさておき、相手の気持ちを考える習慣があると思うのです。

しかしながら子育てしている人に対して厳しい側面や、寛容さに欠ける部分もあるなと思います

ドイツに住んでいると、子連れで電車に乗るときに何か不便なことがあれば老若男女関係なく助けてくれるし、自分もそういう人がいれば手伝います。子供が電車のなかで騒いだら話しかけてくれたり、遊んでくれたりする人も多いです。

「子育て世代に厳しい=日本人が優しくない」というわけではなくて、海外から日本に帰るとそういうことが特に目に付くなと感じました。

子供が騒げばうるさいのは百も承知です。ですが、そういう状況でも親にも子供にもプレッシャーを与えない社会になるといいなと思います。

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