こんにちはー!ぼらです!(boralog_0310)
10年前にドイツに来たときに知り合った日本人の方のなかで、「ドイツに来て肌が良くなった」という人に出会ったことがあります。
日本だと脂性肌に分類される肌質で、日本の気候だとベタベタしてニキビができたり肌トラブルも多かったけど、ドイツの乾燥した気候だと丁度いいのだとか。
日本でもウルトラ乾燥肌&敏感肌かつアトピーで、ドイツ生活が始まったばかりで血だらけの当時の私にとっては信じがたい話でした。
ドイツに来て肌が良くなったですと、、?!
そこで今回はドイツに来てアトピーが酷くなった原因とその対処法について考えていきます!
ドイツでアトピーが酷くなった原因4選
アトピーの原因は千差万別。人によっては原因にならないことでも自分にとっては原因になるなんてこともあるあるですよね。しかも100%それが原因かどうかも不確かです。
この記事では私のアトピーの原因じゃないかなと思ったことを挙げていきますね。
アトピーが酷くなる原因○環境の変化
日本からドイツに移住すると日常的に使う水が軟水から硬水に変わります。この硬水がアトピーの人にとってはとてつもなく厄介な存在です。
なんといっても普通肌の人や肌強めの人たちでさえ、硬水で髪を洗うとバサバサすると感じたり、硬水でシャワーをすると肌が乾燥する感じがするということも少なくありません。
そんな強めの人たちでさえそうなんですから、アトピーである肌弱小民の私の肌が敏感に感じ取らないはずがないじゃないですか!!涙
硬水でシャワーする→肌が乾燥してアトピーが酷くなる→アトピーが酷くなって痒くてシャワーしたくなる→アトピーが酷くなる
という無限ループのなかに当時は陥っておりまして、でも痒いしどうしようもないじゃん!?と気が狂いそうな毎日を送っていました。
対処法!
シャワーは毎日しない
いや分かります、分かりますよ。キレイ好きな日本人からするとシャワーは毎日したいですよね、分かります。なんならお風呂に毎日入りたいですよね。
しかし!シャワーを毎日してアトピーが酷くなっては元も子もないじゃないですか!涙
私の経験では水にはだんだんと体が慣れていく感じがします。体の細胞たちがドイツ生活に対応するまでに時間がかかりますが、私の場合は一年ぐらいで慣れたんじゃないかな。
もし毎日シャワーをしたい場合は、ぬるま湯でお願いします!分かります、分かりますよ。熱いお湯でシャワーして身体を温めたいしスッキリしたいですよね。
でも!自分の体がドイツの環境に慣れるまでの辛抱だと思ってぬるま湯にしてください!!軟水でも熱いお湯でシャワーすると血流が良くなりすぎて痒くなるのに、プラスアルファ硬水になったらもう自分が大変になってしまいます。
シャワーのときにシャワージェルなどを使用しない
これは全て私個人が体感して思うことなのですが「シャワーのときに石けんやシャワージェルなどで体を洗わないほうがいい」ということです。
え!ぼらちゃん石けんで体洗わないの!?汚いじゃん?!
と思うかもしれませんが、いろいろ使ってみた結果、私の場合は基本的には何も使わない方が肌にとってはいい気がします。
暑い汗をかく時期や運動してしっかり汗をかいたなと感じたときにはもちろん使いますが、冬の汗をかかない時期などに石けんなどで洗ってしまうと私の少ない保湿成分まで洗い流してしまう感じがします。(つまり乾燥する)
ぬるま湯でシャワーするだけで肌についた汚れは落ちますし、必要以上にゴシゴシしないことが美肌への第一歩です。
シャワーの後は必ず保湿剤必須!
私は昔からお風呂上りに体にクリームなどを塗って、その上に服を着るというのが大嫌いなんです。10代の頃なんて数えるくらいしかしなかったし、そういう習慣が全くなかったわけですよ。
しかしここはドイツ。硬水で洗った体に何も塗らないというのは全身が砂漠状態。お肌って潤っていない状態だと刺激に敏感に反応するし、すぐ痒くなっちゃうんです。
今でもお風呂やシャワーをしたあとにボディクリームを塗って服を着るのは好みませんが、痒くなるのは嫌だという一心で塗っています。アトピーや敏感肌の人が使えるボディクリームなどはこちらで紹介しているものがオススメです。
アトピーが酷くなる原因○ゴシゴシ顔を洗いすぎる
メイクすることが肌に悪いのではないかと考えてしまう人もいますが、個人的には肌が弱い人ほどメイクをして外のほこりや花粉から肌を守るべきだと考えます。
メイクもしっかり落としているし洗顔もちゃんとしているのに、肌が良くならないどころがどんどん肌が乾燥したり肌トラブルが絶えないという人も少なくありません。
対処法!少し高価でも肌に合う洗顔を使おう!
スキンケアコスメをいろいろ使ってみたり、使い方を様々試行錯誤してみた結果、どうやらクレンジングと洗顔にいいものを使って優しく肌を労わるのがよさそうです。
高級コスメを使用しているエステで働いているお姉さんに「何より大事なのはクレンジングと洗顔」と言われ、やっぱりそうなんだなと納得しました。
ドイツでは拭き取り化粧水が主流ですが、個人的に敏感肌の人には拭き取り化粧水はオススメしません。拭き取るときの摩擦や強さがめっちゃめちゃ肌によくないです。
どんなに忙しくてスキンケアをパパっと済ませたい場合でも、クレンジングと洗顔だけ丁寧にしてもらえば、肌トラブルが格段に減っていくと思います。
ドイツのドラッグストアで買えるクレンジングや洗顔が問題ですよね。。
残念ながらまだ発見できてないので、日本で買ってくることをおススメします。
Douglasで少し値の張るクレンジングや洗顔にトライしてみるのもいいかもしれません!
アトピーが酷くなる原因○ストレス
ストレスってよく言いますけど、ストレスって目に見えないじゃないですか。イライラしたらストレスを感じるのか、悲しいとストレスを感じるのか、人によってストレスを感じる場面って違うと思うのです。
私の場合はどうかなと考えてみたんですけど、私が最もストレスを感じるのは「不安感」かなと思います。この間一時帰国していた間に大阪に旅行に行ったんですけど、その数日間でアトピーがめちゃくちゃ悪化したんです。
水かなー?空気かなー?と原因を考えていたのですが、ハッとひらめいたのがストレス。たぶん大阪にほぼ初めて行くということや、人が多いことに対して不安で私はストレスを感じたのだと思います。
対処法!
ストレスに対する対処法って超難しいですよね。正しい答えがないし、自分で試行錯誤してみるしかありません。
しかし自分が何に対してストレスを感じるのか正しく理解することは自分でできますし、しかもタダです。それを考えた上で自分なりの対処法を考えるといいですよね。
例えば私の場合なら、一人で人混みに行くときに不安を感じるなら、一人で行かない、もしくは温かいお茶やカイロなどを手にしておいて物理的に体を温かくする。そうするとドキドキ緊張してしまいそうなときでも少し心がほぐれます。
ストレスマネジメントってカタカナで言われるとなんか大それたことをしないといけない気がしますがそんなことありません。
お気に入りのキャラクターのキーホルダーをバックに忍ばせて、このこがいるから一人じゃないと心の安定を保つのも、十分にストレスマネジメントです!
アトピーが酷くなる原因○洗濯機が汚れている
私はドイツに来てアトピーが酷くなるまで知りませんでした。。まさか洗濯機の中にカビがいるだなんて!!!いやよーく考えてみれば分かりますよね。
シンクの周りやお風呂場だって放っておけば水垢が出るのだから、同じく水を使っている洗濯機の中に汚れが溜まるのも不思議じゃないんです。
ドイツに来て最初の数年は家の中にすごく小さい洗濯機(3L用?)で洗濯していました。そしてそのときはアトピーが最悪。何度衣服を洗濯しても痒いままでした。
引っ越して地下にある共有洗濯機を使用してもしばらく現状維持のままだったのですが、あるときドイツのドラッグストアをウロウロしていると、洗濯機をキレイにするという文字が目に留まり、「洗濯機を洗う、、?」と不思議に思いながらも購入。
しかし洗濯機用洗剤を使い始めると、ずーっと痒かった背中のチクチク感や以イガイガ感が大幅に減少!まさに目からうろこでした。
洗濯機が汚れている→洗濯すると見た目はキレイでも目に見えないレベルでの汚れが付着している→イガイガ痒い
というループの中で何年も生活していたということです。
ドイツは硬水でカルキ(塩素)も洗濯機のなかに溜まり、塩素なんてアトピーにいいわけないじゃないですか。ちゃんと洗濯した服を着ても痒さにお悩みの方は今すぐ洗濯機を洗ってみてくださいませ。
ドイツの方は【waschmaschine reinigen】と検索するといろいろと出てきますので、dmやRossmannに行きましょう!
自分のアトピーが酷くなる原因を探してみよう!
誰だってアトピーになりたくて生まれたわけじゃありません。でももうアトピーなんだから仕方ないじゃないですか。嘆き悲しんだところで誰かが私と変わってくれるわけじゃないし、誰かと変わったところで誰かが苦しむなら嬉しくないし。
それならば!少しでも毎日を快適に過ごせるように自分のアトピーの原因を探して対処法を見つけるほうがよっぽど建設的だと思いませんか♪
とくに私は洗顔と洗濯機を気をつけたところ、少なくても血だらけになることは格段に減ったのでぜひ試してみてくださいね!
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